ほしい本二冊のうち、注文済のものが届きました!
絶対に予告どおりに届かないだろうと思っていたので、こんなに早く届いて本当にうれしい!!
中古なのでボロっと使用感漂ってますが、それさえも嬉しい。もともと4000円くらいのを、送料込みで半額で購入できました。ありがとーう!!
目次↓
広範囲に網羅されています。
載っているとすれば、英語ギリシャ語ロシア語イスラミックやインドのカリグラフィーあたりまでだろうと、届くまでは思っていました...。実際はチベット文字やヘブライ文字までありました。もちろん、中国・日本・韓国もそれぞれちゃんとあります。
各地域の文字とカリグラフィーの概要・歴史・道具の説明のあとにはカリグラフィー用の基本書体全文字の書き順、その他の書体の説明、と続きます。写真や図がふんだんに使われて、何もかもがていねいに紹介されており、眺めていてとても楽しいです。
ただ、一番知りたかったギリシャ語に関しては
『残念なことに、ギリシャ語圏において伝統的なカリグラフィーが興味を持たれることはまずない。』
『ギリシャ語のカリグラフィーに触れようとするのは、カリグラフィーをしており且つギリシャの歴史や言語に興味を持つ一部の西洋人に限られる』
と書かれています。一部の西洋人てさ...私みたいな東洋人もいるんだけど?...いや、おそらくここで西洋人とくくったのは、興味を持つのがギリシャ人に限らない(むしろギリシャ以外のヨーロッパ全体に重きがある)と言いたかったのかもしれません。(英語苦手なのでちゃんと読解できてないかも。
いずれにせよ、ギリシャ語でカリグラフィーについて調べるとほとんど出て来ない上に、まれにいらっしゃるギリシャ人カリグラファーはラテン文字でもっぱら英語を書いているという、私の観測結果にある程度裏付けがなされました。
ならば、自分で書体をつくります。
当初は、なぜギリシャ人はギリシャ文字でなくラテン文字(英語)の作品を作りたがるのか、不思議に思いました。おそらくこうです。日本人だって日本の書道やらないで英語のカリグラフィーやる人もいるし、アメリカ人だってやたらスペイン語でブラッシュレタリングやりたがる。だからきっとそういうことなんだと思います。
気になっていたことが一つ解決してよかった。
そういうわけで、今日は植物柄を描かずにギリシャ文字を書きました。原文はギリシャの近代詩人の作品からの抜粋で、届いた本に掲載されていたものです。ローマンキャピタルぽい書体で書かれていたので、少し躍動感を持たせてみました。...いや持たせようとしました...
インスタにはアップしてないけどこんなのも。
これは上の作品と違って明るい題材。
明日からもがんばろう!
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[カリグラフィー・レタリング]
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