先日から欲しがっていた、ニブ幅が狭いパラレルペンをやっと買いました。
いろいろあって世界堂に行けたのは2週間ぶりでした。こんなに行かなかったのは最近では珍しい。
ニブ幅はシリーズ最小(?)の1.5mmです。とても狭く感じますが、詩や文章など比較的文字数を多めに書く場合はこのくらいがちょうどよいです。
これで我が家のパラレルペンが全部で3本になりました。
で、肝心な書き心地なのですが、少しにじみます。おかしいな普段つかってる3.8mmと同じ純正インクのはずなのに。3.8はこんなににじまないです。
書いてみたところ↓
(これは書体ヒエラルキー最上級のローマンキャピタル様を書いてたのですが、カフェの机があまりにガタガタしたので途中でやめました...)
やっぱり今見てもにじんでると思う。でもためしに定規で筆跡のライン幅を測ってみたら、にじみを入れて1.5mm幅でした。笑
また落ち着いて使ってみようと思います。
今日はほかに、W&Nのシルバーのインクも買いました。
名村大成堂さんのアートカリグラフィーインクシリーズにはメタリックカラーがないので、ゴールドはエコラインのと開明(金墨汁)を使っていて、シルバーはまだ手元にないという状態でした。
他に持ってるメタリックカラーは、同じくW&N製でパールとラメぎらぎらのイリデッセントメディウムなんですが、これはシルバーの代用はちょっと厳しくて、そうでなくてもどう使ったらよいかわからず。せっかく買ったのに現状放置してしまってます。
今日買ったシルバーインクはもちろんちゃんとシルバーで、しかもとてもいい色でした。
嬉しいです。
ザクザクのギラギラです。
写真中↑のゴールドの文字は金墨汁で書いたのですけど、一度塗りだと濃さ(隠蔽性)がシルバーに負けてしまっており、二度塗り(二度書き)してあります。
ところで、このコロンとした文字を書いてて、もうひとつ書いてみたい書体があったのを思い出し、このあとまたパラレルペンを出しました。それも今日買った1.5じゃなく、6.0のほう。
これの出番がなさすぎて、幅広ラインでも小さな文字が書けないか追求していたのですが、やっと今夜書けました。
必殺「おしまいまで幅を維持しない」笑
ラインの終わりを尻切れとんぼにすることで抜け感がでるかなと...
これ、ペンにインクカートリッジを装着せず、ディップのみで書いています。普通のディップペンと違い、パラレルペンのニブは先端をインクにちょんちょんとつけるだけでほんの少しだけインクを吸い込んでくれるようで、かすれを気にしなければ2〜3文字くらいは書けちゃうことに気づいたのです。
これはこれで可愛いと思うんだけど、ちょっとルーズすぎたかなということで銀のボールペンで縁取りしてみました。
かすれも縁取るとおしゃれに見えるかもという思いつきは、インスタで毎度超かっこいい作品をアップしてるスウェーデンのカリグラファーさんから学びました。
↓この方です。「かすれ」というか「滲み」ごと縁取っています。
この方、どの作品も毎回もれなく素晴らしくて、いつもため息つきながら眺めています。
まさに眼福。二度ほどDMでお話できたのですが、スウェーデンにお住まいの女性カリグラファーで、私と同い年のお子さんがいるみたいなので同世代かもしれないです。
作品の他に彼女についてわかるのはそれだけ。住まいははるか遠いし、顔も見たことないし、一生会うこともないでしょう。この方の作品に出会えたのはInstagramのおかげです。ほんとうにありがとう(ToT)
そういえばパラレルペンのマルチラインひけるニブについて、あらたにわかったことがあったんだけど、次回書こう。さすがに今夜は疲れた。
タグ:
[カリグラフィー・レタリング]
PR