ここを更新しないうちに、また二月も過ぎてしまいましたが何とか生きています。
書き留めたいことがたくさんあったのに、書かないうちにだいぶ忘れちゃったので
直近から過去にさかのぼって書いてみます...
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昨日までに、
Speedball textbook の最新25版と24版が届きました。24は
北晋商事さん、25は
Paper Tree さんに注文し、いずれも定価で購入できました。肝心な内容は... 習得したい書体が盛りだくさんで、満足度200%でした。このシリーズ買ったのは何年ぶりだったかな。以前購入した23も、久しぶりに復習したいので探そうと思います。おそらく中古で買った21、20、19あたりも一緒に埃を被って眠っているはず...
ちなみに、
ここのいつかのポストに書いた「Neuland(ノイラント)」っていう書体について、24版にしっかり紹介されており。
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20世紀初頭にドイツ人カリグラファー兼タイプデザイナーのルドルフ・コッホにより発明された。
〃
恥ずかしながらコッホさんて、昔のレタリング界著名人のひとりっていう認識しかなかったです。調べたら彼の偉業もこの書体も知らなかった自分が相当もぐりだということはわかりました(ToT)
ノイラントについては
英語版 Wikipedia に項目が存在する程度には認知度の高いものだったみたい。デザイナーやグラレコ界隈の現場から生まれた書体かな、なんて予想してた自分がほんとうに恥ずかしい。コッホさんは活版製造所(活字鋳造所?) のためにこの書体を発明、ご自身で彫って鋳型を作ったらしい。めちゃくちゃ由緒正しい出自だったんですね。
これらも Neuland style なんですって。
こんな書体を気軽に手持ちのマーカーで描けるって幸せすぎる.... その一方で、他所で見つけたものを出どころもわからないまま模写したうえ人様の目につくところへ投稿したりして、自分のやってることっていったい何なんだろう?って疑問に思いました(ToT) リスペクトが足りない。
そしてマーカーのブランドNeuland社との関係は調べても出てこないので、無関係?なのかもしれないです。まさかこの書体名由来の社名...なはずはない?ノイラントってドイツではありふれた名詞なの?
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たくさん挑戦してたコーラペン、2本目の「つかえる」子ができました。
だいぶまえに烏口を引っ張り出して書いたりしたけど、自分の納得いく字は書けなくて、その不満が初代コーラペンを作った原動力でもありました。
烏口、多くの現場ではいまやほとんど化石でしょうが、海外のカリグラファーさん結構使ってます。ただ形が、昔からこちらにある烏口とはちょっと違って、先端が水平な形だったり丸かったりと、字を書くのに適した形になっています。これらがいつごろ誰によって開発されたのかはわからないけど、それなりに種類も存在しており、海外のショップで買えます。やたら高いんだけどね(特に送料が)。
[画像出典]
Dreaming Dogs Ruling Pen, Milen Balbuzanov: John Neal Bookseller
今回作ったコーラペンは、そんな海外製烏口(ruling pen)を意識して作りました。初代のものより幅広いラインを描けるようになっています。この幅にするとインク供給量を安定させるのがなかなか難しくて、ちょっとてこずりました。使える材料も道具も限られてる状況では、考えるよりまずは作ってみるものですね。
そして、ごく最近気になってるもの
EZA pen
➡
https://ezapens.com/
インスタグラムで英語圏の方が使ってたので気になって調べました。
開発者は Alan Ariail さん。これまで見たことのなかったニブの形が目を引きます。この「フレックスチップ」がミソで、軽い力で好みの線がひけて書き味ばつぐんらしい。
この Alan Ariail さんの素性について未調査ですが、
このペンの注文が増えたため2018年に木工工房をペンづくり用に改造したとおっしゃってるので、元々ずーっとペン作家さんなのかなぁ。あとでまた調べてみます。
EZAペンが広まった経緯は以下の模様。
2018年に Alan Ariail さん、Chicago Calligraphy Collective(カリグラフィーのアーティスト集団)のイベントで、ベルギー出身のカリグラファー Yves Leterme さんと会う。
↓
EZAペンを使ってもらったところ、Yves さんがペンを気に入って買って帰る。
↓
帰宅したYves さん、EZAペンで書く模様を動画でアップ。
↓
動画を見たほかのカリグラファーが同じペン欲しくなり、Alanさんのもとに注文殺到。
自分も使ってみたいです。ぱっと見、これは自分の工作の範囲では再現できなそうな気がするのでいつか購入したいです(^^;) うーん、ほしいものいっぱいあるなー。
あと何かあったかなあ、思い出したらまた次のポストで書こうと思います。
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で、しばらくブログ更新しなかった理由。 簡単にいうと、おかしなアクセスがあったので書く気がなくなっていました。 現在一部のホストとdocomoの全回線から、このブログを閲覧できなくなっています。
※[追記]2021/5/12 閲覧制限を解除しました
ブログごと消すでもしない限りはいつまで何をすれば安全かどうかなんて図りようもなく。
なので自分が安心できたのを目安にアクセス禁止を解こうと思います。
以下、詳細は気分の悪くなる内容なので、当事者の方以外はなるべくスルーすることをお勧めします。すみません...
昨年末あたりからこのブログに、同一人物から頻繁にアクセスが続いており、だんだん目に余るようになってました。
管理者の自分をはるかに上回る異常なアクセス数とその動向から、訪問の理由がコンテンツそのものへの興味からではないことが分かりました。ここに具体的な個人情報と呼べるものはほとんど置いてませんが....薄気味悪いのなんの。
実は、昨年11月に全く親しくもない人から一方的なつきまとい・尾行をされた挙句に脅迫を受けて、警察に相談するという出来事がありまして。年明けてからはほとぼり冷めたかなと思ってたら、この異常アクセス検知。自分が感じた恐怖と戦慄、わかっていただけますでしょうか。いたたまれなくなって当該ホストからのアクセスを制限しました。
こちらの個人情報集めともとれる過度なアクセスはどなたからであっても気分が良いものではありません。
ふだんはひとつひとつのアクセスを逐一チェックしません。が、いったん「異常なアクセス」を検知すると、そのアクセス元がいつ・どこ
(※)から・どのデバイスで訪問してきたか、洗い出して確認します。どのページにどれだけ滞在していたか、把握します。長年解析をしていると、そういったアクセス動向を見ただけで訪問の目的もある程度検討がつくものです。
当方に言いたいことや訊きたいことがあるなら、コメント欄や普段やりとりしているSNSで正面から話しかけてきてほしいのですが、難しいんでしょうか?(まだアク禁解いてないからここ読めないでしょうけど)
※どこ・・・地理的な場所ではなくリンク元アドレスのこと。
で、このアクセス元がPCとモバイル2種のデバイスから昼夜問わず訪問してきていて、PCのほうは固定回線なので簡単にアク禁指定できた(今後アドレスかわる可能性は十分にある)けど、モバイルのほうは現状キャリア単位で全遮断、しか方法がないのです。Google や Yahoo を経由した一見さんに混じって、たまーに定期的に見に来てくれる方も同キャリアに僅かにいたので、悲しい作業でした。個別に指定できないうえに、しかも
結構な件数をリストアップしなきゃならないという、なかなかな工数の作業でした。
お互い何もうれしいことがないと思うので...
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