HypnoGraph が届きました!
たくさん撮った写真は、2つのフォトセットに分けて
たんぶら(倉庫)にほうりこんできました!
この製品の存在自体を知らなかったので、先日初めて目にしたときはかなりショックを受けました。こちら、Joe Freedman さんの作品を多くの人が気軽に楽しめるおもちゃとして ThinkFun 社が製品化したものです。
開発者の Joe Freedman さんについては検索でこのページにたどり着いた方にはもはや説明不要かもしれませんが、10年ほど前からこういったマシンをいくつも世に送り出している方です。大人向けの描画マシンを探しているうちに
Kickstarter の氏のプロフィールにたどり着いた方もいることでしょう。自分が知った時点ではすべてのプロジェクトが終了済みでした。最新のハーモノグラフマシンのリワードがちょうど今頃バッカーの手元に届くころでしょう...
各マシンは
彼の工房に注文することも可能だけれど(日本に送ってくれるかどうかは不明)、とても高価で自分には手の届かないものでした。
先日のポストで「一度でいいから触ってみたい」と言ってリンクを貼った
描画マシンのリスト にも含まれています。
Kickstarter のプロジェクトだけでなく
Freedman さんのホームページ* を隅々まで読んでいたら自分ももっと早く気づけたと思います。実は2番目のプロジェクト
DuoGraph のライセンスはいつのまにか ThinkFun 社に渡っていたのでした。まさにこのおかげで今、自分の手元に HypnoGraph があるというわけです。
*Freedmanさんのホームページ内で "
ThinFun" と表記されているが正しくは
ThinkFun社。
Joe Freedman さんはもちろん、彼のプロジェクトを手軽に楽しめる製品にしてくれた ThinkFun さん、さらにはこの素敵なマシンを正規輸入・販売、取扱説明書をていねいに翻訳してくださった CAST JAPAN さんに心から感謝します。
CAST JAPAN さんのウェブサイトには、
ThinkFun のページも用意されています。
で、実際に描画する様子を撮影してみました。
描画にかけた時間より、(この動画には含まれない)
ギアやアームの配置・微調整にかけた時間のほうがはるかに長いです。
配置を考えるのは楽しいというかそれこそが醍醐味なんだけれど、パーツの調整作業が正直つらいです。まず部品の付け外しがとても固いのです。ギアを締める道具が入っており一部の部品はこれで外すこともできるけど、それでもすごく手が痛くなりました。対象年齢8歳からになってますが、小さい子がこれを付け外しするのはまず無理だと思います。
また、固定にも微妙な調整が必要です。それは逆に言えばとても自由度が高いということなんですが。自分は幾何学的面白さを追求するのとこの微妙な調整は別種の問題と捉えたいです。図らずして想像以上の脳トレになっています。
部品を増やして固定方法を変えれば、もっと精度が高く余計な力も必要とせずに遊べるものになるはずだけど、そうするとこの価格では出せないんでしょうね涙
ちゃんと使えればとても素晴らしいマシンであることは間違いないので、パーツの扱いに早く慣れてストレスフリーに遊びたいです。
マシンに持たせるペンは、色々試した結果
カラーマスターミリの003にしました。ペンの取り付け高さや角度もアームの動きしいては描画に影響します。カラーマスターミリはペン自体の形状がペンホルダーと相性良いうえ、細くはっきりした線が紙ににじみにくく繊細な模様を引き立たたせてくれるのでまさにこのマシン向けです。今後ブラック以外の色も発売されるようなので楽しみです。
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