今週もいろいろあって疲れましたが...
華金
(死語)の夜もやっぱり多面体づくり。
まずは、
先日のポストの最後で触れた
斜方立方八面体
面 → 正三角形:8、正方形:18 (6+12)
辺 → 48
頂点 → 24
今回も展開状態から組み上げることにしました。
この立体の外観はあまり好みじゃないんですが、展開したところは美しいですね。惚れ惚れします。
組み上げていきます。
うーん、悪くはないけど、なんか色が気に入らない。
なのでもう一度展開して、一部の正方形を裏返して色を変えてみる。
できました♪
でもやっぱ最初の方がいいかな↓
うん、こっちのほうがいい!
今夜このほかには、
ゲオマグで、六角形以上の多角形を含む多面体をつくりました。
※便宜上「ゲオマグ(geomag)」と呼んでいますが、実際には後発品の「XMAG」を使用しています。
詳細はこちら↓
「ゲオマグ本家と後発品」(XMAGの紹介)
「親子でゲオマグにはまる」(少なくとも玉ひとつぶんの磁力の差があることが発覚)
うちのマグネットブロックは六角形が2枚しか入ってないので、作ることを諦めていた立体がけっこうありました。マグネットスティック(ゲオマグ)ならできるけど、複雑な立体は外観上、面と辺の区別がつきにくくなるためやはり諦めていました。多面体としての美しさが感じられない、ただの金属の塊は作りたくないので...
が、今夜、面と辺をわかりやすくするためにスティックの色を変えることを思い付いたんです。
さっそく
半正多面体の小さい単位から挑戦してみました。
まず
切頂四面体
面 → 正三角形:4、正六角形:4
辺 → 18
頂点 → 12
正三角錐の各頂点をぶったぎったものです。
かわいそうなほどに不細工ですね。
気が進まなかったけど、どうせやるなら全制覇したいので仕方なく作りました。
展開したとこです。
この姿は均整がとれていてうつくしいですね☆
この状態から組んでいく過程を撮影しました。
マグネットブロックなら、パーツさえあればこんなの10秒でできちゃうんだけどなぁ。
お次は
切頂六面体
面 → 正三角形8、正八角形6
辺 → 36
頂点 → 24
はい、立方体の頂点をぶったぎったものです。
正八角形の面が6つもあるのがポイント。
(マグネットブロックだと八角形パーツは存在しません)
スティックなら簡単にできると思ってた...
ところがとんでもなかったです。
まず正八角形はスティックだと面の内側を充填できません。
(なぜか?やったらわかりますて)
なのでこのように空間充填することにしました↓
んでこれを、二つ、三つと増やしていき...
構造は間違ってないのに、自重で歪んでしまってなかなかうまく積み上がらないんです。写真だとそれが見えないけれど、実際とても苦労しました。
作る途中もさることながら、完成したあともそのまま置いておくと勝手にどんどんつぶれていってしまうので、手を添えていないとならないほどです。
充填箇所の中央部が立方体の形をしているのがよくないですね。
歪む原因です。なんとかしてトラスにしたいけど、スティックの長さは全ておなじですから、やりようがない。
ここへきてようやくパネルの重要さを思い知りました。
「パネルはデザインだけでなく補強のためでもある」
まさにその通りでした。
これ以上多く積み上げるならば、構造によってはパネルがないと構築不可能なものもあると思います。
つくるとこ撮影しときました。
途中キャプションの位置がおかしくなっちゃった汗(「完成です」を早く出しすぎた)
動画中では触れてませんが、中心部に
こないだパーラービーズで作ったできそこないのパネルを入れてます。こんなものでも今回は役にたったようです。
完成品。撮影もさっと済ませないと、すぐつぶれちゃう。
次はなにつくろうかなぁ~
順番通りだと、切頂八面体 → 切頂十二面体 →...
ってかんじかな。
八面体のほうは面が六角形だけど
十二面体のほうはまた八角形だから、歪み問題をなんとかする方法を考えとかなきゃ...
ぱ、パネル買っちゃう?
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