※便宜上「ゲオマグ(geomag)」と呼んでいますが、実際には後発品の「XMAG」を使用しています。
詳細はこちら↓
「ゲオマグ本家と後発品」(XMAGの紹介)
「親子でゲオマグにはまる」(少なくとも玉ひとつぶんの磁力の差があることが発覚)
以前作った回転体のビデオを見てたら、久しぶりにゲオマグで遊びたくなって戸棚の奥から引っ張り出しました。
もっと気軽にしょっちゅう遊びたいんだけれど、このおもちゃすっごく重いんですよね(>_<) 片付けると大きさはかなりコンパクトけど、なにしろ鉄の玉に磁石の棒ですから..重さだけはどうにもならない。
一度しまっちゃうと取り出すのが難儀です(;´`)
今回は、以前うまくいかなかった独楽(?)にリトライしました。
こんなやつです。
緑色の回転体(独楽)、下部は接地していますが上部には空間があります。
赤い枠の頭頂点の磁力でひっぱられて立っています。
これを実現するには、磁界の向きや磁力の強さはもちろん、枠と回転体の位置、すべてのバランスがとれなくてはならなく (――;)
簡単そうに見えて意外と難しい。とりあえず独楽を立たせるまでに小一時間かかってます。
完成前の展開状態です。写真に極を書き込んでみました。
この赤い枠を四角錐に組んで↓
組めたら、枠の頭頂点内側に玉をひとつ追加します。
これがないと磁力が届かないのです(>_<)
前回はこれを思い付けなくて、うまくいきませんでした。
枠と独楽のあいだの隙間が大きすぎても小さすぎてもダメなんです...
独楽が立ったところで、いよいよ回してみます!
↓枠を組むとこから始まってますが、
ビデオ半ばあたりから回してます。
手で回すの難しいので、ストローで息を吹きかけてます....
ちゃんと回ってくれるけど、あれーーーすぐ倒れちゃう。
接地面に問題あり?滑りすぎとか?
いや、やはり磁力が弱すぎ??
でもこれ以上に登頂部の磁力を強くすると、独楽本体が頭頂点にくっついちゃうんです。現段階でかなりギリギリの磁力でバランスを保っているのです。
ならば、独楽の回転の向き?
...と思ったところで、独楽本体の横軸の磁力を忘れてたことに気づきました。
いちど独楽を取り外し、横軸をひとつひとつ外して磁界の向きが周上で一方向に揃っているか確認したところ、偶然にも揃っていました。
えっと思われるかも知れませんが、そういうことなんです。
棒同士は極があるので向きを間違えようがないけれど、玉を挟むと逆向きでも平気でくっつくので、意識してやらないと磁界の向きがめちゃくちゃでも形だけは出来上がっちゃうのです。今回揃ってたのはたまたまです。
結局、磁力線で表すと向きはこのようになっていました。
ていうのがわかったところで、あれ、なんだ...?
だからどうなんだっけ?(--;)
フレミングの法則?磁気モーメント??
なにかこの状況に関係する法則がなかった?
電流が存在しないから関係ない?
いやはや...何もわからないことに気づきました。
四角錐の枠(y)と独楽の横軸(x)それぞれの磁界の向きと関係が、独楽の回転に影響を与えることはないのだろうか?
やけくそで逆回転させてみました。
さっき左側から吹いたので、今度は右側から吹いて逆向きに回転させる(笑)
すこし回転が長くなった気もする?!
いや、気のせいかな(>_<)
大むかし物理の授業で磁力についても習ったはずなんだけど。何もおぼえてなくて本当に残念です。なぜなら、このへん知ってればゲオマグはきっともっと楽しくなるはずなんです。楽しく遊ぶためなら今からでも勉強しなおしたいけれど、正直、独学で理解・習得までできる自信がない...
【おまけ】前回作ったけどここにアップしてなかった回転体
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