自分のスライムレシピは、5~6年も前に英語圏で紹介されてたホウ砂×PVAのものなので、最近のネットに溢れているスライム動画やチュートリアルを見てその進化に驚かされています。
きょうは100均に売っている粘土を使う、ふわふわスライムに挑戦してみました。ふわふわスライム自体は昔もあったけれど、基本の材料に追加するのはシェービングフォームのみでした。粘土を加えると言うのは私の辞書にはなかったな...
このふわふわスライム、いろんな人が作り方を紹介してくれますが、いまいちこれというのが見つからず、結局うまくいった配合はおおよそ
粘土:洗濯のり(PVA入り):シェービングフォーム:ホウ砂溶液
= 3 : 1 : 5 : 3~4 (体積の割合)
でした。
ホウ砂溶液の濃度などに左右されるのでしょう。
単純に人のレシピを真似てもうまくいかないことがあるのはそのためだと思われます。
2019.01.06 追記:
材料の濃度などについてもうすこし突き詰めました。
↓↓↓を参照
肝心な分量に触れていないのでチュートリアルにはなりませんが、作る過程を撮影してみました。
同じ作り方で色素(絵の具)を変えて5色分つくりました。
そして4色ずつ容器に詰めて放置。馴染ませます。
既製品でこういう感じのがあるんです!
取り出して捏ねはじめの色の混ざるまでがとてもきれいです。
混ぜれば混ぜるほど当然色が均一になってしまうので最初だけのお楽しみなのです。
取り出して捏ねてるところも撮影しました。
ファイルが重かったので早送りしてあります汗
ところで、5色のうち最後のパープルを作るときにシェービングフォームが切れてしまい、パープルだけ透明感が高く質感も異なるものになってしまいました。ある意味失敗作だけど、できあがってみたらこれはこれでよかったかな。
で、そのパープルスライムが緩めの仕上がりだったので、余った粘土を加えてみました。
混ぜはじめはうまくいく気がしない見た目でした。
(自分では必ずできあがると信じてましたがっ)
↑完全に分離している...汗
が、ひたすら根気よく混ぜ続けたところ次第に馴染んでいき、どろどろ透明パープルからミルキーふわふわスライムに。
楽しかったなぁ~☆
ところで、子供は例のキット↓を使って今日もいろいろ作っていました。
▶ Jiudamスライムキットで遊ぶ|OMOCHA JOURNAL
昨日ここにも書いた通りパレットスライムを作りたくて、今日さっそく釣具入れを購入しました笑
子供はこれにお気に入りのスライムを詰めました。
空いてるところにまだまだこれから詰めるのだそうです!
楽しみ⭐
2019.01.06 追記:
①シェービングフォームを変えたら同じものが作れなくなった
前回の投稿の直後、シェービングフォームが切れたので、新しく別のメーカーのものを買ったところ、↑のようなよく伸びて手にもつかないスライムが作れなくなりました。シェービングフォームはおまけぐらいに考えてましたが、大事な役割を果たしていたことがわかりました。
②ホウ砂溶液の濃度
多くのサイトでは飽和溶液をつくることをすすめています。(※飽和溶液....これ以上もう溶けない限界まで高濃度に達した液)
この液を作ること自体は、じつは重さや体積を計らなくても簡単で、 暖かいお湯にホウ砂を適当に混ぜて溶かし下に沈殿するようになったら完成です。(※溶け残ったホウ砂を沈めたまま上澄み液だけを使う) お湯を使うのはホウ砂を溶かしやすくするためです。
ただし、この濃度の溶液だとうちの作り方では反応が進みすぎて固いブッチリ(伸びずに切れる)スライムになってしまうので、
飽和溶液を更に2倍に薄めて使っています。全体の水の量にかかってると考えれば、ホウ砂液ではなく洗濯のりのほうを薄めて使っても良さそうに感じますが、これだとなぜかうまくいきませんでした。
③洗濯のりもメーカーによって成分が異なる
これも製品によってPVAの濃度が異なるようです。買い換えて同じものを作ろうとしてできなくなったことがありました。残念ながら成分表をみても濃度までは書いてくれてません。しかも他に添加物が入ってたり入ってなかったりするかもしれない。
その添加物がスライム作りに影響与える可能性の有無も含めて、わからないことが多すぎるので、製品によってレシピが変わる覚悟が必要かも..
④「手につかない」「超のびる」「透明な」スライムを作りたい!
ちなみに100均で売られている洗濯のりは、目につく限り全種類買って様々な濃度で試しましたが、「手につかない」と「超のびる」の両方を兼ね備えたスライムをつくるためには、洗濯のりとホウ砂液だけでは不可能でした。
この組み合わせだと、それぞれの液体を濃くすれば手につかなくなるが伸びない/薄めればよく伸びるが手にくっつく、の二択です... 粘土やクレンジングフォームやハンドソープを加えると両方叶います、が透明ではなくなります(´・ω・)
ただ、巷にはこんな製品もあるようなので、いつか試してみたいと思います。
〈商品説明〉市販の合成洗濯のりとは異なり、スライムづくりに最も適した配合となっているPVAのりです(製法特許取得済み)。 プルンプルンとした感触で、柔らかいゴムのように伸びる性質にすぐれ、ストローをさして膨らませると「ふうせん」をつくることができます。 また、スライムづくりだけでなく、染料を溶かして色をつけると、仕上がりの透明感が美しい「スライム絵の具」ができあがります。
特許取得済みとな!どうりで強気なお値段!ほんとうは直ぐにでも試したいけれど、なかなか手が出ないです。なぜならうちのスライム作りのペースだと、この容量では二日でなくなると思われるので...
こちらは海外で売られているエルマーズというブランドのグルーです。子供の工作用としてアメリカでは超定番商品。これで作るとよーく伸びるスライムができるみたいです。6年前のネットはもっぱらこれを使った英文レシピばかりでした。
グルー自体の色や粘度は日本の木工用ボンドにそっくりですが、やってみるとエルマーズのようにはなりません。やはりスライムの伸縮性にはPVA以外の添加物が影響するのでしょうね。
もともと優秀なのに、近年さらにスライム作り用にチューニングされたラインナップも登場しています。
最後に...(なんで糊の紹介オンパレードになってんだろ
この糊が非常に気になってるのですが、どなたかこれでスライムを作られましたら伸び具合などについてご報告いただけますと幸いd
アマゾンの商品ページにも「スライムに使った」「伸びよし!」というレビューが一件寄せられてますが。伸び具合は主観に基づく感想になるので、もう少し他の方の意見も見てから買いたいのです(慎重)
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[スライム・ねんど]