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omocha journal

あそんだり描いたりの記録

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MONAMIさんの PlusPen 3000 使用レポと韓国の文具事情

先日買おうかどうしようかと言っていた 韓国メーカー MONAMI さんの製品、あの直後に注文したものが届きました。


ちなみにこちらの製品です。


 
 
購入のきっかけとなったインスタグラムの広告をもう一度確認したところ、この水彩画講座で使われるセットは48色入りで、今回購入したものより12色多いみたいです。


講座の概要よくみると、日本語少し変でしたね。自動翻訳の誤植とはちょっと違う気がしますが...でも諸事情(日本からは参加できない)ふまえると、やはり自動翻訳だったのかな涙
 
 
 
今回は韓国のショップから送って頂きました。
きちんと梱包されていてきれいな状態で届きました。

じゃーん!!

 
ん?なにか別の製品が同梱されている

 
 
開封してみました。

 
 
添えられていたのはフィルムタイプの付箋。日本にもよくありますね。
これ、韓国の方も使うのですね!表も裏もハングルだらけで全く読めなくて、韓国内向けに作られたもののようです。すごーい!!こういったものを手にする機会がなかなかないので、とても嬉しいです。使わずに保管してたまに眺めることにします。ショップの方、どうもありがとうございました(^^)
 
 
外側のビニール剥がしてもまだ包まれていたので更に剥がします

 
 
 
 
やっと対面できました!

このケース、じょうぶで機能的でしかも美しい。ヨーロッパや日本のメーカーと同レベル。
 
 
 
色見本のための台紙入り。これはとてもありがたいです。


 
 
マーカー本体には社名などが印刷されていて

この3000ってどういう意味だろう?
 
 
見覚えのあるキャップ。昔日本にもこういうキャップありませんでした?

よく見るとキャップの下の方に小さな窓がところどころ空いています。キャップの硬さを調製しているのでしょうか。海外製品にありがちな「キャップがやたらかたくて開かない」なんてこともなく、それでいてカチっときちんと閉まるし、開閉のしやすさに個体差もありませんでした。
 
とても小さなことですが日本製品以外ではこのへんの精度が悪いものがほとんどなので、細かいところにまで配慮されているという意味ですごくポイント高い!
 
 
 
色見本台紙をありがたく使わせて頂き、色見本を作りました。

色がとても鮮やかです。今回購入した36色セットは同シリーズの最大量パックではないものの色揃えはとてもバランスがよいです。
 
 
ニブの接写✑

黒芯なんですね!このプラスチックチップ、見るからに細い線が得意そうな繊細さ。
 
 
同様にプラスチックのニブで極細線を描ける子たちと並べると

こんなかんじ。
 
 
筆跡は

こんな感じ。
 
 
ニブの先端、インクの出る部分はかなり微細でトンボ鉛筆さんの PlayColor K くらい細く書けそうなんだけど、筆跡を見ると PlayColor 2 に近いです。これはインクがわりとしっかり出るためで、細さでは EMOTT や PlayColor K には敵わないものの線幅が安定しやすくてとてもいいです。小さくても硬いチップなので EMOTT のようには抑揚つけられません。好き嫌いが分かれるところだと思いますが個人的には大好きです。
 
 
 
シングルヘッドですっごく細い線の出せるニブ...なのに講座で扱うのはジャーナリングでなく水彩画なの?とますます不思議になりましたが、せっかくなので講座を想像しながら水彩画を描いてみます。

水ににじみやすいのは試し書きですぐわかったけれど、突き詰めたらいったいどれほどのレベルなのか。限界を知りたくて、敢えて「ビニールにインクをとって濡らした筆で取る」なんてことはせず、紙に直接カリカリ線をひいたところを滲ませていきました。
 
 
そしたら、とてもきれいに滲むんですね。滲むなんてもんじゃない、溶けるんですね。


他社さんの染料インクと比較すると、呉竹さん(クリーンカラーシリーズ)や、セーラー万年筆さん(四季織マーカー)や、トンボ鉛筆さん(ABTやプレイカラーシリーズ)のように「ほぼ完全に溶ける」まではいかないけれど、

マービーさん(アートブラッシュやルプルームⅡ)、あかしやさん(彩)、ぺんてるさん(アートブラッシュや筆タッチサインペン)と同じくらいのレベルの溶けやすさです。細いニブで紙に押し込んだインクも相当に溶けてくれます。
 
 
なお、このように描けたのは紙のお陰でもあります。今回はオリオンさんの「アクリルデネブ」という紙を使わせていただきました。わたしは紙のこと全般詳しくわからないのですが、こちらの製品はカラーマスターで水彩を描くのにオススメと聞いて購入したものです。実際まさにその通りで、こすれに強く美しく滲むので、普通の水彩画はもちろん今回のように水性マーカーを使った水彩画を描くときにそのすごさを実感できます。
 
本来はアクリル絵の具で水彩画風に描きたいとき用の紙みたいです!
 
 
 
MONAMIさんのマーカーの話に戻りますが、今回購入した PlusPen3000 は、マーカー自体も細めで握りやすく色も豊富で、ひとことでいうと「女性や学生向けのジャーナリングマーカー」って感じです。でも水によくのび水彩画にも使えますし、実際私が購入するきっかけになった Instagram の広告でも水彩画を描くのに使われていました。実際韓国のみなさんはこれをどのように使われているのでしょうか?気になります。
 
市場のニーズ度外視で、個人の勝手な感想(というか希望)をいうと、ツインヘッドでもう片方にナイロンチップのブラシがついていたら、水彩に使いやすくてますます素敵です。あるいはシングルへッドでも抑揚のつけられるフレックスチップなら、レタリング用として使いたいです。このどちらかでもこれくらいの多色セットがあってくれたら、インク色丸かぶりでもまた購入したいです。特に後者は日本製品では少ないジャンルなので、個人的には多少価格が上がってもほしいです。
 
 
  

韓国の文具事情

ここで韓国の文具事情について。って...中国と違い韓国のこういった話題、自分にはほとんど聞こえてきません。画材となるともっと。

「義務教育中はなんでも無償にすべき」ということで韓国では10年ほど前からは学校で使うものは何もかも文具に到るまで無償で配られるようになったため、基本的に学習文具をわざわざ買うことはあまりないみたいです。

実際2000年時点で3万件近くあった文具店がこの20数年で1万件を下回っており、相当数が廃業に追い込まれたようす。で、現状営業している文具店はというと、ヴィンテージデザイン文具を専門に扱ったり、手帳デコ(「ダク」っていうらしい)ものの専門店だったり、24時間営業の無人形態だったりと日本ではあまりみかけないようなコンセプトのお店があるようです。

日本の文具も人気で、機能的で使いやすい上おしゃれだからと学生中心に若い人から受け入れられているようです。日本の文具が高価ながら歓迎されてるのは他の国でも同じことだけど、とくに韓国の近年の文具業界の傾向として流行り廃りが激しくて、あとからあとから新しいデザインのものが市場にでてくるようなので、そんななかで日本のデザインが受け入れられてると聞くとちょっとうれしいです。必要最低限のものは国から支給されるから、プラスアルファの楽しみという意味で目を引くもの新しいものが人気なのかもしれませんね。
  
逆に、韓国の文具もちらほら日本に入ってきています。コロナ前だと THENCE さんとか、最近だと PINKFOOT とか。こちら日本で「推し活」に使われるデコ素材も、韓国からの輸入品を見かけます。あちらにも「推し活」があるのかどうかわかりませんが、韓国の女の子たちは上述の手帳デコ(ダク)が大好きらしくて個々にジャーナリングを楽しんでるようで、そこで使う素材と推し活素材は被るところがあるのかもしれません。

韓国発のジャーナリング投稿はインスタグラムでもよく見かけます。おそらくジャーナリングデコと親和性の高いコラージュもある程度流行ってるんじゃないかと思います(インスタにさかんにアップしてる勢は主にこっち)。


で、一番興味のある「画材」についての事情は、やはりよくわからないんですよね。インスタグラムやtiktokを見ている限りでは、韓国のかたも絵が大好きで特にオイルパステル利用者が多いなという印象です。そのぐらいしかわかりません。

別の観点から得た情報だと、カフェ大国の韓国では3年で四分の一が潰れるという競争の激しいカフェ業界において、他店と差別化するためにコンセプトカフェが増えてるそうです。

そのなかに「アートカフェ」というのがあって、カフェに用意された画材を体験できるというもの。とあるお店ではアクリル絵の具かオイルパステルを選んで、コーヒーを飲みながらキャンバスに好きに描いたら、最後は持ち帰れるそうです。また、コーヒーを飲みながら陶芸や、陶器に絵付けを体験できるお店もあるそうです。体験できる内容のレベルがけっこう高いとおもうんですけど(汗)あくまでもカフェなんだそうです...。もしや韓国の人、日本人以上にアート好きだったりする???


 
よくわからないことについての話題が無駄に長くなってしまいました。
 
 
直近はこちらを注文しまして、いまUSから届くのを待っています。


この Writech というブランド、ホームページ等みても一切中国味を出していませんが(出していないからこそ)、あとこの絶妙なブランド名からも、おそらく中国系企業ではないかと勝手に思っています。

不思議なのはこの製品、プラスチックのニブでレタリングできることになっており、となるとおそらく中国やUSでは作っていないはずのフレックスチップ搭載のようなのです。

製品写真にあるようなレタリングは実はできない(詐欺写真)のかと疑ってかかりましたがレビューを見る限り本当にできるみたいで。んだとしたら一体このチップをどう調達したのかなと...実物を見てなにかわかればと思って注文しました。


近年、主にアメリカやEU、中東その他各国でブランドを展開している中国系文具画材メーカーに今とても興味がありまして、自分の好きなジャンル(主にマーカー類)から少しずつ買い集めています。

興味深いのは、中国系の文具ブランドって以前はEU圏ではUSほど浸透してなかったはずでした。ブランド掲げなくても輸出はしてたでしょうけど、たぶんEUはUSなどと違い優秀なメーカーがたくさんあるため、そうそう入り込みにくかったのかなと。きっとEUにはEU産の低価格でいいものが既にたくさんあって(日本にいると見えないけど)、価格だけでは簡単に勝負できない状況だったのだろうと。でもそれは過去の話になりつつあります。

おなじ意味では文具大国日本においても、ここで戦うのはなかなかキツいはずですが...実際はこちらで商売される中国メーカーさん少しずつ増えてきています。価格に大きな差をつけてる製品は価格に敏感な層を、年齢によるものはその世代をめがけて訴求してきてるのを見かけます。狙いを定めて確実に売るぞという強い意志を感じる(^^;) 無視できないのは、必ずしも「低価格」だけを売りにしていないことです。中国産の文具=低価格で低品質、というイメージは今後ひっくり返るかもしれません。
 
また、これらのメーカーの製品はいずれも他国特にUSで販売実績と知名度を得てから近年日本に入ってきており、つまりUSあたりで今ばんばん売ってる多くのメーカーさんがもしや今後追随して日本にやってくるのかもしれません。

アパレルなどと比べればかなりゆるやかだけと、それでもこの業界にとっては長年見られなかった大きな転換がもたらされるのかもしれません。市場がますますにぎやかになってくれたならとても嬉しいです。

逆にコクヨさんやプラスさんなど積極的に中国に進出してる日本のメーカーさんもあり。引き続き頑張ってほしいです。
 
 
というわけで次は、中国に絡んだ文具事情について触れたいと思います。

 

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◇ ブログ名:OMOCHA JOURNAL (おもちゃじゃーなる)
◇ 紹介文:遊んだり作ったりを記録。幼児向けおもちゃ,折り紙,謎の紙工作,スピログラフ,ゼンタングル,しまいにはUVレジンにまで手を出し,無節操極まりない。コロナ禍に突入してからは紙に書くお手軽なカリグラフィー・レタリングに打ち込んでいます。
◆ 著者名:A
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