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omocha journal

あそんだり描いたりの記録

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ダイソーさんのカリグラフィーマーカー

大変お久しぶりです。最近はとても元気に過ごしています。

過去の投稿から辿って Amazon で購入くださった方々...がまたここに戻っていらっしゃることはまずなさそうですが、どうもありがとうございました。書き続ける励みになります。

また、拍手欄からレジンの記事へ非公開コメント送ってくださった方、どうもありがとうございました。書き留めておいて本当によかったです。返信メニューがないためこの場で御礼申し上げます。レジンの記事だけ急にアクセスが増えたので何かあったのだろうなとは思っていましたが、おかげさまでどこで紹介されたのか辿れました。




今回は、多くの方には興味も共感ももたれないであろうカリグラフィーマーカーのレビューを書きに来ました。

購入以来かなり寝かせてしまったダイソーさんのカリグラフィー用ツインマーカー(染料インク)。買っていたことさえ忘れて先日もう1セット購入してしまい、帰宅してから気づきました。


下の2本はダイソーさんではなくてキャンドゥさんかもしれない...すみません

なんとこのマーカー、筆ニブとブロードニブがついています。


キャップが甘くてインク飛びまくりの百均アルコールマーカーはこの数年常に品薄状態の中、こちらは店頭でずっと売れ残っています。ダイソーさんに限らずキャンドゥさんもセリアさんも、なぜアルコールマーカーはよく売れるんでしょうか。自分も全種一通り試しましたが「お値段なり」品質であることが非常にわかりやすい製品なのに、明らかにリピーターがいるのではと思われます。他の手に入りやすいメーカーさんのが軒並み高いからでしょうか。

一方、古典的なカリグラフィーをする人しか手に取らないであろうブロードニブタイプのマーカーは、巷では呉竹さんのものくらいしか手に入りませんが、100円台から買えます(定価は200円)。ただ、滅多にお目にかかれません。たぶん画材店に行かないと買えません。この状況が変わらないうちは、つまり皆は欲しがってないからだと判断できますよね。

近年少しずつではあるけれど、日本でもカリグラフィー人口が増えています。先日とあるグローバルメーカーさんに伺った話だと、コロナ禍に入ってからいっきに増えたそうです。それは主に筆ペンを使うモダンカリグラフィーのことだと思われます。モダンカリグラフィーの人口が増えればそこから古典的な書体に興味を持つ方が増えるのは自然なことでしょう、でも日本国内についていえば、ワークショップや書籍の数を見る限り実際の増え幅はそうでもないと思われます。

 

以上のことを踏まえると、名だたるメーカーさんが国内でこの手の新作出さないなか、ダイソーさんがブロードニブを(たとえブラシのおまけだとしても)販売してくれたことをとても嬉しく思います。古典カリグラファーを忘れないでくれてありがとう!って感じです。今の売れ行きからするとしばらく追加生産はなさそうですが...
 
 
 
前置きが長くなりましたが、
今回は呉竹さんの ZIG Calligraphy シリーズ(顔料インク) / Scroll & Brush(染料インク) と比較させていただきました。ダイソーさんあるあるで、この製品も製造元が明記されていませんが Made in Korea です。
 
 
ブロードニブは幅3.5mmで呉竹さんの Calligraphy Ⅱ と同じです。形が違うだけでよくあるチゼルニブと材質は同じでしょうから、製造自体はそう難しくないのかもしれません。並べると幅は同じでも厚みが全く異なりましたが、インク排出量には問題なく全体的にしっかりしていてエッジも効かせやすく、カリグラフィーシリーズと比べてまったく遜色ない書き味です。


左が呉竹さん、右がダイソーさん

このニブの厚み....他社さんのブロードニブでは詰まりやすいメタリックインク以外で見たことありません...



ちなみに、レッドだけ不良品でなんとニブが裂けていました。これほどに硬いニブが裂けてるって、経緯を想像するとちょっと怖い。


↑右端が縦に裂けていたので、ピンセットで引っこ抜いて除去したあとです。
2本で100円なので仕方ないですかね。



一方、ブラッシュニブは半分辺りからしか曲がらず、しなりにくいものでした。これではブラッシュレタリングビギナーが正しく抑揚つけるのはやや難しいと思われます。


左が呉竹さん、右がダイソーさん


韓国産ということでブロードよりむしろブラシのチップに期待していたので残念な結果となりした。



筆跡からはわかりにくいけど、描き心地が全く異なります。呉竹さんのニブの凄さを再確認しました。


ニブが半分からしか曲がらないと書きましたが、要するにトンボ鉛筆さんのABTやマービーさんの Le Plume Ⅱ などと同じタイプで、お絵描き用のブラッシュニブとしては申し分ないもので、使い続けたらもしや百均とはおもえない耐久性を発揮するのかもしれません。韓国産ということでブラッシュニブの強さについてはお値段以上の期待を寄せています。

今後なるべく使い続けて検証していきたいと思います。








.....もうどのくらい経ったでしょうか。ここの更新をお休みしている間に、インスタグラム上で交流のあった絵描き仲間が急逝されました。


彼女はサムトレーディングさんのカラーマスターが大のお気に入りで、私がカラーマスターのインクを水筆でとって描いているのを知って話しかけてくださったのがきっかけで交流が始まりました。「このような使い方をする人を自分以外に見たことがない」と。カリンマーカーやABTなどインフルエンサーが多くついてる製品でこの手法のPR動画がたくさんあるなか、この言葉は彼女がいかにカラーマスター一筋だったかを表しています。

彼女のインスタグラムはいつもオリジナリティあふれる作品が渋滞していて、投稿してもしてもしきれないように見えました。毎日毎日、更新されない日はありませんでした。母と同い年とは思えないことには、アナログだけでなくデジタルも使いこなし、リールもストーリーもLIVEも配信していました。彼女の辞書には「不可能」という言葉がなかったようです。それを無理にしている様子もなく自然にやってのけ、パワフルな太陽のようにいつもそこにあって当たり前のようにみんなを照らして、そんな方とときどきお話できるのは私にとってとても幸運なことでした。

次第にコメント欄よりメールでお話する機会が増え、その殆どが沼の話でした。彼女は鋭い洞察力をもって好き勝手を言うようで、話しながらも相手の小さな変化に気づく繊細な面も持ちあわせていました。画面を通して接するだけで不思議な元気をくれる、作品だけでなく人間としての魅力にもあふれた方でした。

彼女が突然いなくなってしまってから、マーカーを握るだけでつらくなり、しばらくは描き続けることが難しくなりました。どうしてみんなを置いてひとりだけいってしまったのか、こちらはこんなに思っているのになぜ一言も返事を与えてくれないのか、ひどい、ずるいではないか、と暗い気持ちで理不尽に責めた日もありました。自分でさえこれほどショックなのだから、より親密だった彼女の生徒さんやメーカーさんの悲しみは察するに余りあります。あふれる追悼ポストは見るのもつらく、およそ受け入れる気持ちにはなれなくて、最近は別のアカウントをつくってそちらに退避していました。

彼女が旅立ったあとに発売されたお気に入りシリーズの新作は、1セット多く手元に置いて一番楽しみにしていたであろう彼女にお供えし、自分なりの手向けとしました。たぶん本人は「うっかりこっち側にきちゃったんですけど〜」って笑いながらあいかわらず毎日描きまくってると思うので、あのはんぱない消費量に思いを馳せたらそのタイミングで今後もお供えしようと思います。共通のお気に入りが手元にある限り使うたびにあなたを思い出してますし、どうせ自分もそのうちおなじところに行くので、あらたまって表立っての追悼はしません。いいですよね先生?
 

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Calligraphy燦でカリグラフィー・レタリングの練習

本業でないアーカイブ掘り起し・翻訳案件で精神的にきつい内容のものがのしかかってて、気が滅入り気味です。というか滅入っています。あまり時間がないのにちょっと尋常じゃない勢いでスピログラフをしたり過去の記事を長々まとめたりしているのもそのせい。

今日は気分転換に、最近さぼっている文字を描いてみました。



Calligraphy燦です♡ 見よ、この輝き!

(”BRIGHT”のシャドウと真ん中の荒っぽいスピログラフはソストレーネグレーネの色鉛筆)


カリグラフィー勢のみんな、たぶん呉竹さんのメモリーシステムから出てるカリグラフィーマーカーより分厚いのを心配してるのかそれ以外の理由かわからないけど、instagram上で作品がほとんど見つからない。たぶん一度使ったら良さがわかると思うんだけど。もともと漫画ライナーのインクというのが、乾いた後箔を貼ったみたいに美しいのですよ。日本の多くの人はあまりギラギラは好きじゃないのかな・・・?

ひがしやまさん曰く海外向け製品としてリリースしたという趣旨のことをおっしゃっていたので、海外の人がばんばん使ってタグつきでアップして作品を見せてほしい。刺激を受けたい。です。


で、輝きをほめたたえておいてなのですが、今日一番のトピックは、Calligraphy燦のブラックです。

なんだろう、全く反射しないマットな黒なんです。漫画ライナーのファインニブのときはなぜ気づかなかったかな。隠ぺい力高いなとは思ってたけど、そんなもんじゃない魅力があったじゃないか!



この製品の宣伝ポストで、ひがしやまさんの中の人も「ブラックがお気に入り」っておっしゃってた気がするんです。あともう一色はなんだったかなシルバーかな、2色おっしゃてたような。


・・・・・今 instagram 確認しに行ったけどそんなコメントはないから、ほかの方がおっしゃってたのかもしれない。とりあえず自分は「どれか一色だけ試したい」というカリグラファーの方には、あえてブラックをお勧めしたいです!あ、単品売りしていないのでブラックがはいったほうのセットをお勧めします!

Calligraphy燦は以下のリンクから購入できます↓


にしても海外ではなんていう商品名でリリースしてらっしゃるんだろう。いったいどこで宣伝してらっしゃるの?インスタ内で横文字のタグ #CalligraphySun で検索してもぜんぜん出てこないのです。もしやこれから展開するのかもしれない。

漫画ライナーも海外のかたが運営する輸入文具ショップなどで見かけるときがあるんだけど、ブランド名が Higashiyama または East-Hill 名義だけでなく、KuretakeーZIG 名義(東山さんがもともと呉竹さんの製品部門出身)だったりといろいろで謎が多いです。欧米だけでなくインドの女性もこういうギラギラ大好きだし、とにかく海外のひとの作例もみたくてたまらないんですが。



で、今夜このブラックの発見でほくほくしていてふと思い出したのが、以前ここで「ほしい」って書いたこちら↓



先ほど注文しました。2月中に買おうと思ってたのに気づいたら3月になっていた!思い出してよかったです。おそらくこれも相当な魅惑的な黒だと思われます。届くのが楽しみ。

まだ instagram では紹介されていないけれど、一週間くらい前に水筆セットもリリースされたみたいです。
愛ライナーみたいにほっそい水筆、使ってみたいです。




そして墨汁つながりでもう一つ楽しみにしているものがありまして、こちらです。

@kaimeibokujyu #開明墨汁 ♬ Hello - JASPĘR


動画を拝見しただけでもやばいくらいの美しさがわかりますね☆
この投稿以外も、開明墨汁さんの TikTok は画材好きにはたまらない内容です。




先日、加圧機構が~ってひとりで騒いでいたサクラクレパスさんの「デコレーゼ」について、少しだけ詳しく説明されている資料をみつけました。

↑ の「中小企業優秀新技術・新製品賞」受賞技術・製品一覧 の「過去の受賞作品一覧表示」で第26回を選択すると読めるページで、サクラクレパスさんが「デコレーゼ」で奨励賞を受賞された履歴が残っていました。さらに受賞作品をつたえる冊子のPDFにはこんなページが。



平成25年度の記述です。期待されてるような文面だけど、この後どうしたんでしょうね・・・。個人的にはデコレーゼのインク大好きなので加圧じゃなくていいから(えっ?)、後続商品でてくれたら嬉しいな(T-T)


加圧機構搭載のペンといえば、いつぞやのグッドデザイン賞も受賞した、トンボ鉛筆さんのあのゴツい見た目のペンを憶えている方も多いことでしょう。
これです!こちらのほうがリリースは早いみたい??
価格もゴツいですね、600円。最近あまりみかけない「油性」ペンだけど需要もちろんあるし、どうしても油性ペンでないっとていうシーンだと尚更この加圧機構が重宝されるのかもしれないですね。


というか、トンボ鉛筆さんのウェッブサイト、各ページのmeta情報にその製品毎の画像の入ってるのすごい(>< ) すごく丁寧につくられてますね!さすがだぁ・・・



タグ: [カリグラフィー・レタリング]

 

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買いたいものと買ったもの

先日別館に投稿した暗黒墨汁、東山さんの公式 instagram でやっと宣伝されました。


なんと水性アクリル樹脂みたい!これはますます期待が高まる。

墨汁のことは何も知らないんだけど、アクリル樹脂がつかわれているのは普通なんでしょうか??
本来はススと膠なんでしょうけど、学習用とかは膠のかわりにアクリル使ってるのが普通だったりする??


水で薄めて滲ませられるのもたのしそうだし、たぶん一旦乾いたら水に溶けないんだと思うので、背景色としても使ってみたいんですよね。これで塗りつぶして乾いた上から漫画ライナーやラメペンや白ペンやポスカで描いたら、そんじょそこらの黒い紙に書くよりものすごく映えそうな気がするんですよね。

いつ買おうかなぁ...





ほかにも書き留めたいことあったのに眠すぎて頭が回ってない
(先日までの異常な夜更かしから一回りして現在、異常な早起きのフェーズにいます



そうだ、この間呉竹さんの筆ペンについて一部ここにまとめましたが、ときどき買っては少しずつ集めているウインクオブステラの、キラキラグリッターではなく「メタリック」を見つけて買ってきました。



一番右です。メタリックカラーがあったなんて知らなかった。
あ、ていうか名前ウインクオブステラちゃう、「ウインクオブルナブラッシュ」?!



で、描いてみたんですけど、



えっ??これメタリックなの??っていう感じなんですよね。
メタリックですかこれ?
メタリック要素いずこ?
まぁ色がめちゃいいので、スタンダードカラー(バイオレット)の毛筆ペンとしても全然OKです個人的には。

でも天下の呉竹が「メタリック」て言って「メタリック」じゃないものを販売するはずがない。

攪拌がたりないのかもといっぱい振ってみたんですが
使ってればそのうちメタリック感でてくるのか
あるいは最近ギラギラ見すぎて自分の目がおかしくなってる可能性も・・・



あと30分だけ二度寝しよう


タグ: [カリグラフィー・レタリング]
 

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水に溶けない水性インク




昨年夏に出会った、サムトレーディングさんの水性顔料マーカー「カラーマスター」で初めて水彩画を描きました。これまでもときどき使用していて、乾いた後のにじみがほぼゼロというのをとても便利に感じていましたが、今回たくさんの色を使う絵を描いてみて改めてその良さを痛感しました。あまりに便利で、これでないと描けなくなりそう、染料インクに戻れなそうという気もしています。すごい!

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ᗩᓰ (aitqb)(@taqiubao)がシェアした投稿


↑この絵はこれで完成形ではないし、動画もかなりぼやけてるんだけど、
①カラーマスターを水に溶いてから塗ってるところ②紙に直接描いてすぐに水で滲ませるところ③先に塗って乾かしたところに他の色をのせてるのに滲んでいないところ、が見えるので残しました。



一般的には、水性顔料インクは水性染料インクと比べて「乾くと水に溶けない」or「溶けにくい」と言われていると思います。絵の具はわからないけど、マーカーのインクに関して言えばこれは一般論と現実はだいぶ違う気がしていました。程度の差はあれど、完全乾燥させたあとでもだいたい水に滲みます。ほんとのほんとに滲まないのは、知ってる限りだと宛名書き用のサインペンやプロッキーや紙用マッキーくらい。

また、カラフルな絵を描けるほどの色が用意されてる水性顔料マーカーとなるとそもそも限られていて、昔からあるのだと不透明ならポスカ、透明ならプロッキーとか、最近のだとマイルドライナーとか。ぱっと思いつくものが少ない。ポスカとマイルドライナーは水に溶けまくるし、プロッキーもかなりふんばるけどやはりわずかに溶ける。あとこれは顔料インクの特性上仕方ないらしいけど、カラーバリエーションが染料インクに比べてどうしても少ない。ポスカやマイルドライナーは20数色もあるけど、ABTやコピックと比べると画材としては明らかに色が足りない。

↑...っていうのが自分の認識でした、去年の8月にカラーマスターに出会うまでは。


カラーマスターを初めて手にした当時は、内田洋行グローバル (Marvy Uchida) さんから依頼いただいた海外向け画材たちのうちまさに Le PlumeⅡ の作品作りで頭を悩ませていて、この水性染料マーカーで描いたのと同じタイプの絵をほかのマーカーで描く気が起きず、いろいろ気づけるまでかなり時間がかかってしまいました。(Le PlumeⅡもめちゃくちゃ素晴らしいマーカーです。水に溶かした時やにじませるときのあの美しさ・快感、それをあの価格で得られるって・・・ )


こんかい滲まないことのほんとうの便利さを知ったので、今後はいろいろ使い分けながら描いていけると思います!

カラーマスター、Le PlumeⅡ はそれぞれこちらから購入できます。




ところで話が変わりますが、
先日買ったばかりのカリグラフィー燦、なんともうニブ詰まりを起こしてしまいました。漫画ライナーも結構詰まるのでなんとなく予感はしてて、すぐキャップ締めるように気をつけてたのに。寝かせて保管するのがむしろ悪かったのか?いまのところ原因不明です。

きのうはインクがドバーっと出てもあきらかにニブの中ではなく周りを伝って出てきてるだけで文字を描けない!と思ったら出切った後はスカスカ~の繰り返しで、インクかなり消耗してしまいました(アメジスト)。ニブを交換したら改善されました。

一方エメラルドは振ったりニブ押したりしてないのに、ぬぐってもぬぐってもインク垂れ流し状態で、これもおそらくニブの不具合だと思います。穴でも開いてる? これも替えニブに交換すればいいんだろうけど、もう疲れてしまって昨夜はしませんでした。もしやシャッフルが足りなくてインクが分離してた可能性も微レ存なので次つかうときは治ってるといいんだけど・・・

正直これまでみたとこのなかったニブなので付き合い方がまだわからないのです。インクもギラギラもったりなわりに乾くのが早いので、詰まりやすい性質なんだと思う。インクの美しさと詰まりにくさはトレードオフなのかも? 漫画ライナーも使いだして2年経ってないのに色によっては3回も買いなおして、今では詰まっても対処できるようになりました。とりあえずアメジストから外したニブは、なにもわからないまま捨てたくないのでアセトンに浸して洗浄しました。うまいこと詰まったインクだけ溶けてながれてくれたりしないだろうかと・・・

きょうはもう遅いので明日以降再装着してみます。




ニブつまりといえば・・・
半年ぶりの全画材インクチェックで、今回もこの子たちがひっかかりました。


君たち半年前は大丈夫だったじゃないか~(;´༎ຶД༎ຶ`) どうしてぇ~~涙







それからそれから、今日はクツワさんの「Culicule (クリクル)」の「ユニコーンフラッペ」を買い足しました。



昨年買った6色(2セット分)と、今日買ったセット。このとおりミントが被ってます(;´༎ຶД༎ຶ`)

うん、この被りのせいでずっとバラ売りを探してたんだけど、そもそもクリクル自体おいてるお店が少なくて、次いつ出会えるかわからないから今日は見た瞬間買っちゃったよね(;´༎ຶД༎ຶ`)

きょうは荻窪西友の学校用品・学習文房具売り場にて買えました。ほかに見たことあるの、東急ハンズとロフトだけかな。世界堂やその他の文具店、今日いった荻窪西友の同建物内の正育堂さんにさえ置いてないです。メーカーさんとしては画材とか事務文具よりおしゃれな手帳とかと同じ売り場、女性の目のつくところに置きたいんだろうな~って思ってたのに、西友の学習文具売り場に並べられててびっくりしたんですけど・・・ま、まぁ、自分のような子供連れのかあちゃん女性もよく訪れるコーナーだから間違ってはいないですね。



使い心地と発色がめちゃくちゃいいんです。(↓去年描いたもの)



もう4時近いのであしたあそぼうねクリクル...



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ふたたび不透明インクにはまる

久しぶりにパステルカラー不透明インクが熱い...emoji

欲しかったアクリルマーカーを年末に購入したのがきっかけです。
前のポストでスグラッフィートの実験にも使わせていただきましたが、こちら ARCHER & OLIVE の ACRYLOGRAPH は以前からずっとほしかったものです。



もともとがお安くない上に、取り寄せようとすると輸送費がかさんでめっちゃ高くなるので手がでませんでした。12/30に、国内在住でメルカリに出品してる方がいらしっしゃるのをたまたま見つけ、即購入しました。定期的なウォッチを続けていてよかったです。


箱もペンもおしゃれ♡



ブランド名不明のメタリックペンとあわせ売りで、とてもお安く買えました。


未使用品です!出品者の方に心より感謝。


色名が本体にも箱にも書かれていなかったので、日本色研の色見本をもとに、勝手に名前を付けました。



使ってみた感想は、とにかく発色がきれいで隠ぺい力がパないです!ペイントマーカー日本代表の三菱鉛筆さんの uni ポスカや PILOT さんの Juice Paint にはない色なのがまたうれしいです。

発色の強さと隠ぺい力でいうと Juice Paint よりポスカですが、このポスカも完全に乾いた後ですら重ね書きすると色の組み合わせによってはけっこう下の色が透けます。というか、水性顔料なんだけど実は完全に乾燥したあとも結構溶けるんです。隠ぺい力ダントツで重ね書きや水に強いといえば、SAKURAことサクラクレパスさんのボールサイン・アクアリップ/スフレ/ティアラシリーズがめちゃくちゃ良いのですが(ムーンライト/ラグジェ/フチドールは乾いても水に溶ける)、ACRYLOGRAPH のすごいのは1.0のボールペンより細い線を描くことが可能なんです。ちょっと予想外でした。



ニブはポスカの極細とよく似ています。線の太さ(ある程度コントロールできる)のも同じです。東山さんの漫画ライナーもこんな感じでした。




ACRYLOGRAPHを使って描いたもの↓


(画像クリックで IG当該ポストへジャンプします)

ACRYLOGRAPH 使いだしたら、もっといろんな色のアクリルマーカー欲しくなっちゃいました。ポスカさえかなわない圧倒的隠ぺい力にノックダウンされたようです。


アクリルマーカーに限らないですけど、インターネット上で画材を探すとAmazonなどにさかんに出品している、パッケージの見栄えや広告に気合の入った某国の製品がたくさんでてきます。製品の見た目がいいのとやたらお安いのでかなり魅力的に見えます。実際星だけだと評価が異常に高い。でもレビューで生の声を見ると不良品も多い様子で、やはりお値段なりだと思います。過去には自分も試しに買ってみたことがありましたが、画材オタクとしてはもっと高くてもいいから精度の高いものを求めたい...

その他海外の名門ブランドのは品質は間違いないんだけど、なにしろ高いのと色が日本人向けじゃなかったりする。で、もろもろ考慮すると今回のアクリルマーカーに関しても、どうせ殆ど紙にしか描かないのだし、アクリルほどの機能性がなくても品質が保証されている国内メーカーの水性顔料マーカーが一番いいなという結論にたどり着きました。


で、ポスカとJuice Paint の極細を買い足しました。(めっちゃ長い前置きだったな)


ポスカは太字/細字がいくつかと中字を全色持っていますが、極細がなぜか「くろ」と「しろ」しかもっていませんでした。中字を全色買いそろえた時の自分の考えていたことが全く思い出せません。モノラインカリグラフィーでもやろうとしてたのか?(←とりかかっては何度も挫折しているテーマ)広い面を塗りつぶすこともないし、何か描くならやはり極細ですよね。廃盤になったDo!ポスカも、行く先々で見つけたら必ず買っておくようにしているのですが、出会える機会も年々減ってきました。

Juice Paint は過去に買ったのはメタリックカラーとパステルカラーでした。メタリックカラーは、漫画ライナーを購入してからは固着防止の定期点検(試し書き)時以外めっきり出さなくなってしまいましたが、今でも愛しています・・・ギラギラ感おさえめでインクの色がはっきりで、これはこれでほんとうに美しいのです。

とかいって宝の持ち腐れにならないように、また色々描こう。本当に気が多くてどうしようもないんだけど、しばらくはメタリックとパステルの不透明水彩一辺倒になりそうな予感がします。





また余談。Archer and Olive の社長ボニーさんは、ブランドを立ち上げた動機として、自身のメンタルヘルス治療に役立ったジャーナリングとアートを、一人でも多くの人に経験してほしいから、としています。▷ about Archer and Olive ー Archer and Olive

公式ホームページでは所在地を明確にしていませんが、Archer and Olive, LLC としての会社情報を調べたらテキサス州リアンダーの企業のようです。しかもメインの業種はどうやら飲食業(宿泊業も)みたいです。各会社紹介サイトの情報どおりなら2015年設立で売り上げ6000万近くあることになってます。え、すごっ・・・ 一瞬同名の別企業か?と思ったけど、ボニーさんの名前で届けられてるので間違いなさそうです。バリバリやり手の実業家じゃないですかボニーさん・・・ 日本にも進出してください(^^;)



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ブログ情報


◇ ブログ名:OMOCHA JOURNAL (おもちゃじゃーなる)
◇ 紹介文:遊んだり作ったりを記録。幼児向けおもちゃ,折り紙,謎の紙工作,スピログラフ,ゼンタングル,しまいにはUVレジンにまで手を出し,無節操極まりない。コロナ禍に突入してからは紙に書くお手軽なカリグラフィー・レタリングに打ち込んでいます。
◆ 著者名:A
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◆ 誕生日:秋霜烈日
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◆ 特技:独りでカラオケに行ける
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Gist ··· 当サイトのレイアウトをいじったときに今後も使いまわしたいコードを忘れないように置いています。




これより下は,2022年1月現在更新止まってるものが多いです。



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▶過去に描いたスピログラフ集@ Pinterest
(途中からインスタに移行済)



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