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omocha journal

あそんだり描いたりの記録

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レイズドギルディングで試行錯誤中

またまた正攻法ではなく、簡単かつそれなりの仕上がりにできないか試行錯誤しています。


先日 pebeo gedeo のミラーリングキットを使ってレイズドギルディングしたら






予想以上に汚い仕上がりに



表面にわざと粗いテクスチャをつけたわけではなく、なんとか平らにしようとした結果がこれ、という...


このときは締切せまっていて時間なく、やりなおしできなかったんだけど、あまりにくやしくてその後またチャレンジ。


①pebeo gedeo ミッショーネと、②Cosmic Shimmer グルー(フレーク・グリッター用)のりょうほうを試してみました。

箔のほうも③pebeo gedeo 転色シート④金箔のりょうほうを被せてみました。




使ったものをまとめた表↓

①ミッショーネ ②グルー ③転色シート ④金箔

それぞれの組み合わせで4通り試しました。
あ、金箔はうちのは真鍮多めのやっすいものです。
(貼りたてはしばらくは純金そのものですが、いずれ経年劣化で黒ずんでくるので贈り物には使えない)


ちなみに①ミッショーネは前回ぜんぜんフラットに伸ばせる雰囲気がなかったので、今回同体積の水で薄めてゆるくしてみました。金箔は大丈夫だろうけど、転色シートのほうはちゃんと貼れるかイチかバチかでやってみたら、いちおう貼れました。



4通り試した結果がこちら↓

①ミッショーネ+同体積の水

②グルー



写真だとわかりにくいけれど、まとめると

☑ 下地をより盛り上げるなら、テクスチャの硬い ②グルー のほう。
①ミッショーネ+水 でも盛り上げられなくはないが、水分を多くしてる分乾燥の過程でかさが減る。ただし、最初のひと塗りは原液のまま薄く塗りつけて目止めとし、乾いたら+同体積の水を混ぜたものを塗りつけるとそれなりに盛れる。(それでもグルーには負けるけど)
☑ 下地の表面をよりなめらかにしやすいのは ①ミッショーネ+水。もちろん塗り方にもよるが、乾燥の過程でなめらかになりやすい。

☑ 被せる箔は、④金箔のほうが細部まできれいに仕上げやすいとともに、光沢感もずっと上。正直、貼るならこれ一択。



結論、ジェッソを使わないでレイズドギルディングもどきをしたいなら、
①ミッショーネ+水④金箔
の組み合わせかな、と思います。

盛り上げたいなら下地の二度塗りは必須ですが、乾くのもかなり早いのでそれほど苦にはならないかも。




でもやはり、表面のなめらかさがあまりに足りないというのが正直な感想です。
で、Instagramで市販のジェッソをおしえていただき買ってきたので、今後これを試すつもりです。




けっきょくこれ使うんかーい!

美しく仕上げたいからしかたないですね。
はやく開封したいです。



ところで、12月のおわりごろからじわじわと消化器系やられてまして、昨日とうとうピークを迎えました。↑を購入した直後です。

だいたいジェッソ買うのに世界堂本店へすら行けなかったので朝からおかしかったのでしょう。娘が化粧品買いたいというので、それでもがんばってPLAZAがある荻窪へ行ったんです。荻窪は新宿とちがい駅からほとんど歩かず買い物できるので。でもそれでも行くのがやっとでした..

正育堂でこちらのモデリングペーストをげとして、そのあとスタバに休憩しにいったら辛くて立ち上がれなくなってしまい、なんとかかんとか帰宅した後はやはり発熱し、ずっと寝ています。起き上がりたくても起き上がれない。明日も明後日も終日外出せねばならないのでせめて痛みがとれてほしいのですが(;_;)



タグ: [カリグラフィー・レタリング]
 

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近況

またブログをしばらく放置してしまいました。
子供が進学してやることが増えたのと、どこにも宣伝していないのに春ごろからレタリング/カリグラフィー関連の依頼が出てきたのと、3回もコロナに感染・発症(自分が、昨年のみで)したりと、本業以外でなにかと忙しくしていました。

文字の依頼案件はお店のロゴやHP向け/オンラインコンテンツで、ほとんどがカリグラフィーでした。その他のレタリングもわずかにいただきました。報酬を頂いて何かを描くなんて、これまでやったことも依頼されたこともなかったので、去年は何かの転機だったのかもしれません。でもこれで手を広げてしまうと、もはや趣味ではなくなりそうです。

カリグラファーあるあるでしょうが、仕事の依頼ではなくて「特殊な文字書けるんだよね、HP用のロゴ(or私の名前)書いてよ」(無報酬で)、みたいに軽く頼んでくる人がいらして、私は優しくないのでそういうのは基本的にお断りしています。でも画材関連のキャンペーンやモニターには積極的に申し込んで参加しました。お題といくばくかの責任感を与えられることによって、より成長できるかもと思っているからです。でもこれも、あまりやりすぎると、自分のほんとうにやりたいことにあてる時間がどんどん減っていくみたい(T-T)。

秋口には大好きな画材メーカーさんから2022年度のカタログ用作品提供の依頼をいただきまして、昨年はこれが一番うれしかったです。メーカーさんに日ごろの感謝とリスペクトを伝えられる、製品のよさを少しでも多くの人に知ってもらえるチャンスだと思いました。趣味でもないが仕事でもない、ひたすらに画材が好きという気持ちそれだけで頑張れました。ただ、参加した作品は慣れない水彩画やほとんど経験のないプラバンや石やとにかく紙以外のものに描くものもあって、しばらくは脳が文字そのものと向き合うことから離れてしまいました。

一度離れたら昨年いっぱいはもどらなかったけれど、年末年始の長期休暇をきっかけにまたカリグラフィーに本腰入れることができています。20年ぶりに写本の復習もし始めました。しばらくは自分の殻に閉じこもってやりたいことだけをやるつもりです。

この分野、もう一度勉強しなおした暁には新しい表現に進化させたいんですけど、今年中にはさすがに無理かな。いまは昔習ったことを思い出しながら復習するので手いっぱいです。毎日手探り状態。


タグ: [カリグラフィー・レタリング]
 

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ダーウェント色鉛筆ビュッフェに参加したこと

Twitterで文房堂さんが告知していた、色鉛筆詰め放題イベントに行ってきました。ずっと気になってる油性色鉛筆に触れるチャンスだと思ったのです。



Twitterは文房堂さんだけでなくダーウェントさんもフォローしてるんだけど、たまたま目についたのは文房堂さんのツイートでした。

油性色鉛筆と水彩をミックスしたら自分の望む表現に近づけるかも、と思ってはいたけれど。まずは数本でもいいから買って試してみたいと思ってはいたけれど。色鉛筆の知識が殆どない自分には世界堂だといろいろありすぎて、結局ほとんど手を付けていませんでした。でも告知を見たら行ってみたくてうずうずしてしまい...



文房堂に到着して↑のチラシをもらうまで全容を理解していなかったけれど、今回のビュッフェイベントはダーウェントさんの色鉛筆限定で好きなものを選べるというものでした。チラシの「対象鉛筆」の欄に色々名前が並んでるけど、ぜんぶダーウェントさんとこのブランドだったんです。私は2000円のコースで参加することにしました。缶ケースの写真に一目惚れしました。

ほかにも文房堂内で色々買い物があったので先にそれを済ませ、レジでビュッフェの整理券と缶ケースをもらいました。


ケースやっぱり超かっこいい♡




指定の時間に7階へ上がって受付で整理券を見せ、なにやら殺風景な会場へ案内されると、2つに別れた島にそれぞれダーウェント製色鉛筆がたっっくさん並んでいました。世界堂でも散々見てきたはずなのに、いざものすごい量を目の前にしたら緊張で心臓バクバクしてしまいました。だって水性油性ともにいろんなブランドがあって、どれがどうだか全く何もわからない(ToT)制限時間があるのに!ちゃんと下調べしてくるんだった!....って焦りまくり。

でもスタッフの方(おそらくACCO brands社から出向でいらしてた方)に色々教えてもらえて、自分のほしいものにちゃんとたどり着けました。その場にいらした文房堂の方と思しきスタッフさんも含め、皆親切だったから安心して選ぶことが出来ました(ToT) 心から感謝(ToT)



で、詰めたのがこの子たち。LIGHTFAST というブランドで、基材が油ではなくワックスなのだそうです。芯が同社の油性色鉛筆のなかではやわらかめと聞いて一瞬迷いましたが、色のラインナップを見たらまさにほしいと思っていたシックな色ばかりで一目惚れ。このブランドのみで揃えてしまいました。下のレジで聞いたとおり、青系のある一色がどなたか爆買いしたみたいで一本もありませんでした(;´༎ຶД༎ຶ`)ほかにも、からっぽor残り1-2本の色がちらほらありました。


あとでダーウェントさんのTwitterを見たら、4/30の時点でこうつぶやいていらっしゃって。


2000円で12本だって超スーパーお得で嬉しいの通り越して心配になるくらいなのに、自分と同時間帯に詰め放題コースでものすごい量を詰め込んでる人がいて... あんな感じで詰め込む人が何人もいたら完全に大赤字だし、期間短縮は英断だと思います(;´༎ຶД༎ຶ`) 


色鉛筆ビュッフェのあと文房堂では3Fのカフェで食事したり再び買い物したりで閉店の18:30までずーっと過ごしました。もちろん子供も一緒にいましたが「ママ買い物まだー?」と一度も言われなかったのは居心地のよいカフェのおかげです。楽しい休日を過ごせました。文房堂さんほんとうにありがとう...



青いクリームソーダは本日最後の一杯とのことで、子供は気分アゲアゲでした。すごく写真映えするし。ケーキも他でいただくイチゴショートよりおいしかったそうで、ご満悦でした。






神保町にきたのは実は洋書専門の古本屋さん5店舗をめぐりたかったからなのです。
でも一軒も空いてませんでした。



行きたいお店のリストを作って、楽しみにしていたのですが。
連休明けの平日どこか時間を作って行ってきます。



帰り道、こんなお店を見つけました。



万年筆の専門店「金ペン堂」。もしやカリグラフィー用のニブも取り扱ってくれてたりしないかしら?と期待。

でも帰宅して調べたら、ホームページを見る限りは完全に高級万年筆のみのようす。
しかも暫くのあいだは完全予約制で営業するみたいです。





帰ってからは、さっそく色鉛筆をお披露目。



一本だけケースの外にあるのは、ブレンダーです。
いままでホルベインのMELTZペンを使ってたけどあまりに消耗が早いので、ペンシルタイプを買ってみました。





LIGHTFASTたちは一本一本にシールが貼られていたので、これをはがしました。



このシールがなぁ... 剥がしても糊が残るから都度クラフトテープでぺたぺたしてやる必要がありました。結構しつこい糊で作業が大変。12本だからなんとかやってのけたけど、取り放題コースで大量に持って帰ってきてたらと思うとぞっとする。



全部きれいになった後は、さっそく色見本を作成。



明るい色、黒い紙にも映えること映えること。うれしい。




肝心の書き心地、最高でした。



水彩色鉛筆と組み合わせて描いてみました。

ブレンダーによる油性色鉛筆のぼかしは、水彩のそれとはまた違う落ち着いた感じで、今後表現の幅が広がりそうです。
やりたかったことの一つが達成できて本当にうれしい!


↑をアップするときインスタに書き忘れたけど、今日文房堂さんで仕入れたWN社のパーマネントマスキング材を一部使っています。



パーマネント、つまり一度つけたら除去しないタイプのマスキング剤です。

今まで使ってたシュミンケやホルベインのマスキング剤だと、うまく剥がせない(紙ごと剥がれてしまう)が多発していていました。それは使う紙との相性や塗ってからすぐ剥がさないから等の理由からなんですが...
この紙に描きたい/最後までマスキング取りたくないって状況もどうしてもあるので、困っていました。今日お迎えした新しいマスキング液は剥がす作業がないので快適です。マスキングした箇所にあとから色を置きたい場合以外はこれで十二分です!助かる。

ただ今夜は完全にはマスキング出来ませんでした。こんな風合いの絵なので逆にこれで良かったんでけど、きっちりマスキングしたいときもあるから、原因と対策を把握しなくては..。



ボトルの説明書きを読む限りでは、塗り方が甘いか/後からのせたのが液体ではなく水彩水彩色鉛筆や油性色鉛筆でしっかり描いてしまったせいかもしれないです。逆にこれを利用してマスキング度合いを調整できるならそれはそれで大きな収穫です。

また明日以降いろいろ試そうと思います!


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Le Pen Flex でできることを模索中





マービーさんの Le Pen Flex のみ(+水筆)で書けるもの描けるものを追求してみました。今回は「第一弾」ということにしておこうかな。まだまだあるはず。



ペンでそのまま書くのも良いけれど、せっかく水性染料のインクなので水でにじませられるかもと試してみたら



想像以上にきれにいにじませることができました。
2色あると、互いの色の配合と水の量を変えれば無限に色ができるんですね。
これだけのカラーバリエーションがあれば表現できるものも無限大!
...のはずなのに自分だとちょっと...



水彩画上手な人ならきっともっときれいな表現ができると思う。



そもそもせっかくのフレックスチップなのに、けっきょく同じようなものしか書けません。

もっと新しいアイディアがほしい。
それも手軽な手段で。
連休中に思いつくといいなぁ...


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EZA pen を再現してみる

前回のポストに書いた EZA pen、自分の工作の範疇では再現が難しそうと言ったばかりですが、あのあとアルミ板を切ってチャレンジしてみました(^^;)

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本家の Alan Ariail さんのホームページに載っている写真を参考に、とにかく見た目をできるだけ同じように作ってみました。リアルゴールドの空き缶から切り出したアルミ板を二つ折りにして2枚重ねてニブとし、色鉛筆のお尻にアルミテープで固定しました。その後はインクをつけて試し書きしながら、本家の「フレックスチップ」という言葉を意識して、ニブにやすりをかけて少しずつ形を変えていきました。アルミ板二つ折りを二枚重ねというのは、いつか作ったダブルラインのニブ(完成写真工程写真)に少しだけ構造が似ています。重ねて層をつくることでインク留の働きをします。

アルミなので4枚分の厚みでもまだ柔らかいけれど、今回はずんぐりとしたフォルムのおかげかダブルラインのときよりもずっと丈夫で、通常の筆記の圧力には充分耐えられるものになりました。そもそも筆圧ほとんどかけなくても信じられないほど書き心地が良いです。しかもニブのどこを接地させるかで複数の太さ/スタイルの線を書き分けられます。



とても使いやすいけれど、本家の Alan Ariail さんの EZA pen を使ったことがないので、模倣品としてどの程度成功しているのかは不明です・・・。

でも書き心地よいからいっか笑




ところで作者 Alan Ariail さん、instagram に見つけました。ペン作家でもあるし、レタリングアーティストさんなんですね。プロフィールに貼ってあるホームページはリンク切れ(;´༎ຶД༎ຶ`)べた貼りされてる Piterest のリンクはアクセスできたけどペン作品しか載せてないみたい。

そんでもってインスタにもご本人の投稿は一件しかないけれど、さすがたくさんの方にタグつけされています。ただこの人物タグ、投稿時に description に挿入できるタグとは別もので、フォローすることができません(;´༎ຶД༎ຶ`) これでは彼の最新情報を取得できないではないかい。人物タグもフォローできるようにしてくれないかなぁ。instagram 中の人にはぜひ
ご検討願います。

そして、EZA pen を世に広めるきっかけを作った Yves Leterme さんも instagram にいて、バリバリ投稿していらっしゃいました。どの作品も素敵すぎてため息ものです...






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ブログ情報


◇ ブログ名:OMOCHA JOURNAL (おもちゃじゃーなる)
◇ 紹介文:遊んだり作ったりを記録。幼児向けおもちゃ,折り紙,謎の紙工作,スピログラフ,ゼンタングル,しまいにはUVレジンにまで手を出し,無節操極まりない。コロナ禍に突入してからは紙に書くお手軽なカリグラフィー・レタリングに打ち込んでいます。
◆ 著者名:A
◆ 性別:
◆ 誕生日:秋霜烈日
◆ 職業:みんなの希望を定義
◆ 特技:独りでカラオケに行ける
◆ 趣味:トイレ掃除
◆ ひとこと:
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ニコニコ動画 ···· 主に2022年以降IGに投稿したリール動画をそのまま置いています。

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これより下は,2022年1月現在更新止まってるものが多いです。



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(途中からインスタに移行済)



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