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omocha journal

あそんだり描いたりの記録

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Music nib

また手作りペンの話です。



2ヶ月半まえに海外に注文したブラウゼの music nib が未だに届きません。発送元にメールするも梨の礫。輸送中に船から落ちて海の藻屑になったのかも(-_- )
 
で、以前つくってしまい込んでいた竹串5連ペンの存在を思い出しました。完成した当時はインク持ちが 3 cm くらいしかないことにがっかりして、「ボツ」ペンの箱に放り込んでしまいました。今夜ふと思い出して、カリグラフィー用のインクを30倍位のサラサラに薄めて使ってみたら、ちゃんと筆記用具として機能しました!インクの粘度って大事なんですね。

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なお、このペンの作り方は自分が思いついたものではなく、他のカリグラファーさんのアイディアです。もうあまりに前にアップされてた投稿で、動画か静止画かさえも忘れてしまったけれど、記憶が正しければ Zahidcalligraphy さんによるものです。(違っていたらごめんなさい) 
 
 
Zahidcalligraphy 氏については以前もここに書きました。パラレルペン改造のあの人です。
(↓埋め込み用のプロフィールカード的なものが用意されてないので、比較的新しい投稿を。Brause の Music nib をつかっていらっしゃいます。)

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ちなみに自分はこの方のことをいつも心のなかで「マルチラインの王子」と呼んでいます。

music nib を取り寄せてみたり、パラレルペンの金属製ニブをルーターで削って二股にしてみたり、とにかくマルチラインに相当なこだわりをお持ちのようなのです。

でも彼の投稿動画の一番のポイントは、どんな筆記用具を使おうと彼の書くゴシックがいつも完璧だということ...。つまり、ちゃんと呼ぶならマルチラインパーフェクトゴシックレタリング配信の王子ですね。よし今後はこう呼ぼう。
※でもペンの作り方を教わったのはこの方ではなかったかもしれない。
勘違いだったらごめんなさい。



タグ: [カリグラフィー・レタリング]
 

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近況

ここを更新しないうちに、また二月も過ぎてしまいましたが何とか生きています。

書き留めたいことがたくさんあったのに、書かないうちにだいぶ忘れちゃったので
直近から過去にさかのぼって書いてみます...

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昨日までに、Speedball textbook の最新25版と24版が届きました。24は北晋商事さん、25は Paper Tree さんに注文し、いずれも定価で購入できました。肝心な内容は... 習得したい書体が盛りだくさんで、満足度200%でした。このシリーズ買ったのは何年ぶりだったかな。以前購入した23も、久しぶりに復習したいので探そうと思います。おそらく中古で買った21、20、19あたりも一緒に埃を被って眠っているはず...




ちなみに、ここのいつかのポストに書いた「Neuland(ノイラント)」っていう書体について、24版にしっかり紹介されており。




20世紀初頭にドイツ人カリグラファー兼タイプデザイナーのルドルフ・コッホにより発明された。
恥ずかしながらコッホさんて、昔のレタリング界著名人のひとりっていう認識しかなかったです。調べたら彼の偉業もこの書体も知らなかった自分が相当もぐりだということはわかりました(ToT)

ノイラントについては英語版 Wikipedia に項目が存在する程度には認知度の高いものだったみたい。デザイナーやグラレコ界隈の現場から生まれた書体かな、なんて予想してた自分がほんとうに恥ずかしい。コッホさんは活版製造所(活字鋳造所?) のためにこの書体を発明、ご自身で彫って鋳型を作ったらしい。めちゃくちゃ由緒正しい出自だったんですね。

これらも Neuland style なんですって。

こんな書体を気軽に手持ちのマーカーで描けるって幸せすぎる.... その一方で、他所で見つけたものを出どころもわからないまま模写したうえ人様の目につくところへ投稿したりして、自分のやってることっていったい何なんだろう?って疑問に思いました(ToT) リスペクトが足りない。


そしてマーカーのブランドNeuland社との関係は調べても出てこないので、無関係?なのかもしれないです。まさかこの書体名由来の社名...なはずはない?ノイラントってドイツではありふれた名詞なの?




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たくさん挑戦してたコーラペン、2本目の「つかえる」子ができました。



だいぶまえに烏口を引っ張り出して書いたりしたけど、自分の納得いく字は書けなくて、その不満が初代コーラペンを作った原動力でもありました。

烏口、多くの現場ではいまやほとんど化石でしょうが、海外のカリグラファーさん結構使ってます。ただ形が、昔からこちらにある烏口とはちょっと違って、先端が水平な形だったり丸かったりと、字を書くのに適した形になっています。これらがいつごろ誰によって開発されたのかはわからないけど、それなりに種類も存在しており、海外のショップで買えます。やたら高いんだけどね(特に送料が)。

 
[画像出典] Dreaming Dogs Ruling Pen, Milen Balbuzanov: John Neal Bookseller

今回作ったコーラペンは、そんな海外製烏口(ruling pen)を意識して作りました。初代のものより幅広いラインを描けるようになっています。この幅にするとインク供給量を安定させるのがなかなか難しくて、ちょっとてこずりました。使える材料も道具も限られてる状況では、考えるよりまずは作ってみるものですね。

   

そして、ごく最近気になってるもの

EZA pen
➡ https://ezapens.com/

インスタグラムで英語圏の方が使ってたので気になって調べました。




開発者は Alan Ariail さん。これまで見たことのなかったニブの形が目を引きます。この「フレックスチップ」がミソで、軽い力で好みの線がひけて書き味ばつぐんらしい。

この Alan Ariail さんの素性について未調査ですが、このペンの注文が増えたため2018年に木工工房をペンづくり用に改造したとおっしゃってるので、元々ずーっとペン作家さんなのかなぁ。あとでまた調べてみます。


EZAペンが広まった経緯は以下の模様。

2018年に Alan Ariail さん、Chicago Calligraphy Collective(カリグラフィーのアーティスト集団)のイベントで、ベルギー出身のカリグラファー Yves Leterme さんと会う。

EZAペンを使ってもらったところ、Yves さんがペンを気に入って買って帰る。

帰宅したYves さん、EZAペンで書く模様を動画でアップ。

動画を見たほかのカリグラファーが同じペン欲しくなり、Alanさんのもとに注文殺到。


自分も使ってみたいです。ぱっと見、これは自分の工作の範囲では再現できなそうな気がするのでいつか購入したいです(^^;) うーん、ほしいものいっぱいあるなー。



あと何かあったかなあ、思い出したらまた次のポストで書こうと思います。
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で、しばらくブログ更新しなかった理由。 簡単にいうと、おかしなアクセスがあったので書く気がなくなっていました。 現在一部のホストとdocomoの全回線から、このブログを閲覧できなくなっています。 ※[追記]2021/5/12 閲覧制限を解除しました

ブログごと消すでもしない限りはいつまで何をすれば安全かどうかなんて図りようもなく。
なので自分が安心できたのを目安にアクセス禁止を解こうと思います。



以下、詳細は気分の悪くなる内容なので、当事者の方以外はなるべくスルーすることをお勧めします。すみません...


昨年末あたりからこのブログに、同一人物から頻繁にアクセスが続いており、だんだん目に余るようになってました。管理者の自分をはるかに上回る異常なアクセス数とその動向から、訪問の理由がコンテンツそのものへの興味からではないことが分かりました。ここに具体的な個人情報と呼べるものはほとんど置いてませんが....薄気味悪いのなんの。

実は、昨年11月に全く親しくもない人から一方的なつきまとい・尾行をされた挙句に脅迫を受けて、警察に相談するという出来事がありまして。年明けてからはほとぼり冷めたかなと思ってたら、この異常アクセス検知。自分が感じた恐怖と戦慄、わかっていただけますでしょうか。いたたまれなくなって当該ホストからのアクセスを制限しました。

こちらの個人情報集めともとれる過度なアクセスはどなたからであっても気分が良いものではありません。

ふだんはひとつひとつのアクセスを逐一チェックしません。が、いったん「異常なアクセス」を検知すると、そのアクセス元がいつ・どこ(※)から・どのデバイスで訪問してきたか、洗い出して確認します。どのページにどれだけ滞在していたか、把握します。長年解析をしていると、そういったアクセス動向を見ただけで訪問の目的もある程度検討がつくものです。

当方に言いたいことや訊きたいことがあるなら、コメント欄や普段やりとりしているSNSで正面から話しかけてきてほしいのですが、難しいんでしょうか?(まだアク禁解いてないからここ読めないでしょうけど)

※どこ・・・地理的な場所ではなくリンク元アドレスのこと。


で、このアクセス元がPCとモバイル2種のデバイスから昼夜問わず訪問してきていて、PCのほうは固定回線なので簡単にアク禁指定できた(今後アドレスかわる可能性は十分にある)けど、モバイルのほうは現状キャリア単位で全遮断、しか方法がないのです。Google や Yahoo を経由した一見さんに混じって、たまーに定期的に見に来てくれる方も同キャリアに僅かにいたので、悲しい作業でした。個別に指定できないうえに、しかも結構な件数をリストアップしなきゃならないという、なかなかな工数の作業でした。


お互い何もうれしいことがないと思うので...

 

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多様な書体に挑戦/パラレルペンに好きなインクを入れる方法

一昨日くらいに書いてた作成中の記事がドラフトに眠ったままだったので、いまパブリッシュしました。でもTumblrから埋め込んだやつがまともに表示されてない( ༎ຶд༎ຶ)またかよ...

埋め込みコード2回貼ってるから同じスクリプトファイルを2回読み込んでたみたいなので片方消してみたけどなにも変わらず、関係なかったみたい。なんなんだよー!!

貼ったコードがおかしいのか、私の閲覧環境が合ってないのか、投稿時に忍者のサーバーでコード改変されてるのか、あとなんかある?Tumblrの投稿へのパーマリンクは生きてるみたいなので、とりあえず放置します。パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。



表題の通り、この数日いろんな書体を特訓しています。昔から変わったアルファベットが好きで学校のノートも落書きだらけだったので、この取組みはとても楽しいです。もしや一番好きなのかも...


わりと昔からある書体↓


小学生の頃、サンリオのなにかのキャラクター筆箱にこんなかんじの書体で何か書いてあり、授業中模写して遊んでた思い出。小学生だった当時は書いてあることの意味もわからず字だけ丸写しにしていました。サンリオじゃなくて三丁目のタマかもしれない。



これはドイツのカリグラファーさんたちが書いている謎の書体。



このトボけた雰囲気が可愛いくて大好きなんだけど名前がわからない!古いんだが新しいんだかも不明。こんなフォルムだと大してバリエーションつくれなそうなのに、書く人によってそれぞれ個性があっておもしろい!


いろんな国のカリグラファーさんたちを探しててだんだんわかってきたことに、少なくともInstagramとFacebook上においては、欧州のカリグラファー(最近のブラッシュレタリングを除く)人口が高いです。特にドイツやフィンランド/スウェーデンの方が目立ちます。そして年代はだいたい還暦〜上の女性のようです。伝統的な書体を踏襲したうえで、儚さや繊細さを感じられる水彩よりも、力強い油彩やアクリルペイントとこういう前衛的な書体を織り交ぜた作品を作ってる方がたくさん!

日々いろいろ書いてると「これはさすがに行き過ぎてセンス悪いかな」って感じの作品や書体が生まれてしまうことが多々あるけれど、そこで人の評価を恐れず投稿してみよう、よりいいものが出来るかもしれないから深めてみよう、と思えるようになりました。


これらは何かの拍子に生まれてしまったものたち。

 

下のは娘曰く髪の毛絡まってるみたいで気持ち悪いらしい笑
これまでも自分が特に気に入った作品はだいたいキモがられてるので、自分は気持ち悪いものが好きなのかも知れない笑

ちなみにこれを書いたときにつかった鉛筆が少しかたくて、もう少し柔らかいのがほしいなぁと思い、世界堂でこれを買いました。



6段階の濃さの鉛筆セット!
ほんとはファーバーカステルのが欲しかったけど高くて断念( ༎ຶд༎ຶ)

ところがこれ、削って使い始めたら水に溶けないタイプだった...
まあそれは仕方ないんだけど、気になったのは色!
鉛筆じゃなくて色鉛筆の「黒」なんですよね。
これじゃまるでチャコールで書いてるみたいで。もちろん消しゴムでは消えないし、こんなの嫌だ!!せっかく買ったのに!!(号泣)

書き方鉛筆をバラ売りで買おうか悩みます。
そもそも書き方鉛筆ってカテゴリでいいのだろうか?



 

ほかに書いたのはモノラインのこれ。

 

これも北欧の方達がこぞって書いてて、通称 "neuland script" などと呼ばれています。

各方面のデザイナーさんたち御用達の、ドイツ Neuland (ノイラント)社の有名なマーカーペンがあるのですが、これのブロードもしくはチゼルニブで書いたような書体ということかなぁ。もしやカリグラファーでなくても、その方面ではお馴染みの書体だったりするのかも。

と、なんとなく予想はしてみたけど、名前の由来や発案者が誰なのか等は正直まったくわかりません。

そしてこれも標準の形はあるのでしょうが、書き手によって結構異なります。カーブの部分が特に。Cをカーブにする(書きにくくて難しいが美しい)か、2ストロークで角を作ってしまう(かんたんに書ける)か、Eは大文字にするか小文字にするか、横棒は必ずラインかたまにはドットにするか...など。自分の形を見つけるのが楽しいです。



そして本日最後に書いた書体はこちら "Chunky Caps"



米国のカリグラファー Amity Parks 氏がデザインしたもの。
これの小文字を習得したいのだけれどどこで学べるのやら...

ちなみに↑で、先日買ったばかりの1.5幅のパラレルペンを使用しています。カートリッジを装着した状態で他のインクを先端から染み込ませて(パレットにちょんちょんして)書きました。

パラレルペンのカートリッジには自作インクを入れてあります。そうだ、自作インク詰替作業について書こうとしてたんだった。



■ パラレルペンに任意のインクを入れる方法

(1)

 
パラレルペンは購入時、付属のカートリッジを自分で装着して使います。

※どのニブ幅のパックにも黒と赤のインクカートリッジが一本ずつ入ってます。(左の写真は黒のインクカートリッジを装着している状態)
(2)

  
カートリッジ装着前なら(5)に飛んでよし。今回は純正インク入りカートリッジを装着済だったので、これをそっと外します。
(3)

 
カートリッジは一度装着するとこのように上部の蓋が開いたままになるので、倒すとインクがこぼれます。気をつけながら、ここからインクを抜きます。
(4)

 
インクを抜くにはこれを使います。香水などをアプリケーターに移すときにつかうスポイトです。百均の化粧品/トラベルコーナーに売っています。
(5)

 
カートリッジの内蓋をずらしすぎないよう慎重にスポイトを差し込み、中のインクを吸い取ります。

私のスポイトは短くて最後までは吸い取れません。残ったインクは無理に取らずに流水でしっかり洗い流します。
(6)
  
きれいに洗い終わったカートリッジ。この形のせいで、流水で洗い流すのもなかなか大変ですが、容器を手でつぶしたりして無理に中身を抜くと、破損の原因になります。自分はこれをやって初代のカートリッジを割ってしまいました。ゆっくり気長に、洗うこと。
(7)

 
ちなみにカートリッジから抜き取ったインクは、たれ容器に保管します。

とっといても一生使わないかもしれないけどね。
(8)

 
このタレ容器というのは、百均などのキッチン/お弁当用品コーナーに売っています。うんと小さいので十分です。
(9)

 
ところでさっき、カートリッジのインクを抜いてきれいに洗いましたが、このコンバーター部分も洗います。
(10)

 
ユニットのカバーを引っ張って外すと、こんな感じに分離できます。

この黒いしましま部分にインクがたくさん入っているので、水を汲んだコップのなかに浸して洗うと早くきれいになります。
(11)

 
そしていよいよインクカートリッジに好きなインクを注入。例のスポイトを使ってやさしく入れます。
※ラメの多いインクや顔料を入れると後々ニブが詰まりやすくなります。私はしょっちゅう詰らせてて、出先で書こうとすると高確率でインクがでません(笑) 詰まったときは洗面台など流水で洗って詰まりをとってから使います。(※詳細はこの記事最下部)
(12)

 
カートリッジをコンバーターにしっかり差し込んて、装着完了。
(13)

 
蓋をかぶせておわり。
万が一の漏れ防止のために、蓋はしっかりしめます。
(14)
試し書き。うまくいったようです。

※パイロット パラレルペンのカートリッジは、パイロット万年筆のそれと同じサイズなので、万年筆用のものも装着可能らしいです。←Instagramで聞いた噂で、自分は未検証。

セーラー万年筆は空カートリッジ製品が売られているけれど、パイロットにはどうやらないようで、探しても見つかりません。万年筆のインクをカスタマイズしたい人もたくさんいるはずで、パイロット万年筆のユーザーに普段どうしてるのか直接聞いてみたいんだけど...まだ聞けておらず。原状、空カートリッジを得るには、純正インクを使い終わすか抜いて移動させるかしかないみたい。

※パラレルペンの取り扱い説明書には、一度はずしたカートリッジを再装着すると破損の原因になりますと書かれてるので、私がやってるようなことは本当はよくないんだと思います。同じことやってみようと思っている方は、あらかじめご承知おきください。

※(11)にて、顔料や不純物入のインクによる目詰まりは流水で洗うと書きましたが、場合によってはこれだけでは詰まりを取ることができません。お湯で洗うか、パラレルペンのパッケージに同梱されている、ニブ掃除用の小さなプラ版でニブの中をごしごしこすり取ります。


タグ: [カリグラフィー・レタリング]
 

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オートマチックペンペン作りに挑戦したことなど

ちょっと時間が経ってしまいましたが、先日初挑戦したコーラペン作りの続きで、オートマチックペンもどきを作りました。

https://omochajournal.tumblr.com/post/643662743548903424/%E8%A1%A8-%E8%A3%8F-%E6%A8%AA%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D-colapen-automaticpen

一見形にはなっているし、動画でもちゃんと書けるペンに出来上がってるように見えますが、実際やわらかすぎてとても書きにくいです。

ニブの先端部分は一応アルミを三枚重ねてあるけれど、全然筆圧に耐えられません。まだ実用には難しそうです。



いちおう製造工程記録↓(写真のみ)

https://omochajournal.tumblr.com/post/643663550117707776/%E2%91%A0%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E7%BC%B6%E3%82%92%E5%88%87%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%9C%9F%E5%8F%B0%E3%81%A8%E3%83%8B%E3%83%96%E3%82%92%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%82%80-%E2%91%A1%E6%8A%98%E3%82%8A%E6%9B%B2%E3%81%92%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%83%8B%E3%83%96%E3%81%AE%E5%85%88%E7%AB%AF%E3%81%AB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%81%A7%E7%A9%B4%E3%82%92%E7%A9%BA%E3%81%91%E3%82%8B-%E2%91%A2%E3%81%97%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%82%8A



ちなみに前々回コーラペンの記事の最下部に書いた、PILOTパラレルペンのマルチラインニブについて、あのあと衝撃の事実を知りました。

なんとパラレルペンにはマルチラインニブなど存在せず(そりゃいくら探しても見つからないわけよ)、使ってるみなさんはニブを自分たちで改造していたようなのです。

"パラレルペン" の検索キー候補に "パラレルペン 改造" と表示されたので気づけました。まさかGoogle先生に教わることになるとは。

みなさんどうやって改造しているのか一通り見てみたところ、ニブのステンレスをルーター等で削っていました。まさか!!あの小さなステンレス板を削るとは!!削りカスがニブの先端に詰まって取れなくなったりしたらどうするんだと心配になります。みんなすごいなぁ..


我が家にもルーターは一応あるけど、工作用の数千円のものなので馬力が足りないかも。足りたとしてもニブを削ってまでマルチライン書きたいくないかなぁ...しばはくは削らないと思います。




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パラレルペン1.5とW&Nの銀のインクを買って試したことなど


先日から欲しがっていた、ニブ幅が狭いパラレルペンをやっと買いました。
いろいろあって世界堂に行けたのは2週間ぶりでした。こんなに行かなかったのは最近では珍しい。




ニブ幅はシリーズ最小(?)の1.5mmです。とても狭く感じますが、詩や文章など比較的文字数を多めに書く場合はこのくらいがちょうどよいです。



これで我が家のパラレルペンが全部で3本になりました。





で、肝心な書き心地なのですが、少しにじみます。おかしいな普段つかってる3.8mmと同じ純正インクのはずなのに。3.8はこんなににじまないです。



書いてみたところ↓



(これは書体ヒエラルキー最上級のローマンキャピタル様を書いてたのですが、カフェの机があまりにガタガタしたので途中でやめました...)

やっぱり今見てもにじんでると思う。でもためしに定規で筆跡のライン幅を測ってみたら、にじみを入れて1.5mm幅でした。笑

また落ち着いて使ってみようと思います。





今日はほかに、W&Nのシルバーのインクも買いました。



名村大成堂さんのアートカリグラフィーインクシリーズにはメタリックカラーがないので、ゴールドはエコラインのと開明(金墨汁)を使っていて、シルバーはまだ手元にないという状態でした。

他に持ってるメタリックカラーは、同じくW&N製でパールとラメぎらぎらのイリデッセントメディウムなんですが、これはシルバーの代用はちょっと厳しくて、そうでなくてもどう使ったらよいかわからず。せっかく買ったのに現状放置してしまってます。



今日買ったシルバーインクはもちろんちゃんとシルバーで、しかもとてもいい色でした。



嬉しいです。
ザクザクのギラギラです。

写真中↑のゴールドの文字は金墨汁で書いたのですけど、一度塗りだと濃さ(隠蔽性)がシルバーに負けてしまっており、二度塗り(二度書き)してあります。





ところで、このコロンとした文字を書いてて、もうひとつ書いてみたい書体があったのを思い出し、このあとまたパラレルペンを出しました。それも今日買った1.5じゃなく、6.0のほう。

これの出番がなさすぎて、幅広ラインでも小さな文字が書けないか追求していたのですが、やっと今夜書けました。



必殺「おしまいまで幅を維持しない」笑
ラインの終わりを尻切れとんぼにすることで抜け感がでるかなと...

これ、ペンにインクカートリッジを装着せず、ディップのみで書いています。普通のディップペンと違い、パラレルペンのニブは先端をインクにちょんちょんとつけるだけでほんの少しだけインクを吸い込んでくれるようで、かすれを気にしなければ2〜3文字くらいは書けちゃうことに気づいたのです。



これはこれで可愛いと思うんだけど、ちょっとルーズすぎたかなということで銀のボールペンで縁取りしてみました。



かすれも縁取るとおしゃれに見えるかもという思いつきは、インスタで毎度超かっこいい作品をアップしてるスウェーデンのカリグラファーさんから学びました。

↓この方です。「かすれ」というか「滲み」ごと縁取っています。



この方、どの作品も毎回もれなく素晴らしくて、いつもため息つきながら眺めています。
まさに眼福。二度ほどDMでお話できたのですが、スウェーデンにお住まいの女性カリグラファーで、私と同い年のお子さんがいるみたいなので同世代かもしれないです。

作品の他に彼女についてわかるのはそれだけ。住まいははるか遠いし、顔も見たことないし、一生会うこともないでしょう。この方の作品に出会えたのはInstagramのおかげです。ほんとうにありがとう(ToT)




そういえばパラレルペンのマルチラインひけるニブについて、あらたにわかったことがあったんだけど、次回書こう。さすがに今夜は疲れた。


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◇ ブログ名:OMOCHA JOURNAL (おもちゃじゃーなる)
◇ 紹介文:遊んだり作ったりを記録。幼児向けおもちゃ,折り紙,謎の紙工作,スピログラフ,ゼンタングル,しまいにはUVレジンにまで手を出し,無節操極まりない。コロナ禍に突入してからは紙に書くお手軽なカリグラフィー・レタリングに打ち込んでいます。
◆ 著者名:A
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